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コインマーケットメディア ミートアップ(第3回)イベントレポート 後編(CROSS / Bidooh)

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2019年5月27日に「コインマーケットメディアミートアップ(第3回)最新のブロックチェーン× IoT・ゲーム・取引所プロジェクト紹介」が開催されました。

イベントページ:コインマーケットメディアミートアップ(第3回)最新のブロックチェーン× IoT・ゲーム・取引所プロジェクト紹介

当日は4プロジェクト集まりました。内容が多いので、前半では「くりぷ豚」「Katana Project」を、後半では「CROSS」「Bidooh」をご紹介します。本記事は後半になります。

前編:コインマーケットメディア ミートアップ(第3回)イベントレポート 前編(くりぷ豚 / Katana Project)

CROSS

CROSSは、企画開発をしているXBANKの中西氏がプロジェクトを紹介しました。中西氏は、日本のブロックチェーン系のプロジェクトでCROSSが最も成功していると自負しています。

中西氏は、今は暗号資産市場が盛り上がりつつあり、今後はバブルが起きるのではないか、勝ち組のプロジェクトをつかめると相当良い想いができるのではと、市況について語りました。

CROSSでは先日ハッキングされないウォレットの特許を取得しました。ウォレットのハッキングとは、秘密鍵が盗まれてしまうということです。つまり、秘密鍵が盗まれない技術を開発したということになります。

CROSS exchangeはアゼルバイジャン第1号の暗号資産の交換業者です。取引所のサービスを通して、ユーザーが儲かる仕組みを作っているといいます。最近CROSS exhangeは、アゼルバイジャン初のブロックチェーンカンファレンスでメインスポンサーを務めました。

中西氏は、値上がりするコインの特徴を述べ、CROSS exchangeの取引所トークンのXEXはこの条件に当たるのではないかと考えています。

値上がりするコインの特徴

値上がりするコインの特徴

XEXは取引マイニングでもらうことができるトークンになります。ユーザーが取引をすると手数料を支払い、その手数料が還元される形でXEXは付与されます。さらに、XEXの保有量に応じて、取引所収益の最大80%が再分配されます。

取引マイニングの仕組み

取引マイニングの仕組み

CROSS exchangeでは、取引所を広げるための機関パートナー制度を用意しています。ユーザーから世界中にCROSS exchangeを広めるための仕組みをとっています。機関パートナーは報酬を得ることで、彼らがXEXに再投資をすることで、どんどんプラットフォームがスケーリングしていくことがCROSS exchangeの強みだと、中西氏は語りました。

XEXは発行がされていくと、1枚あたりの価値が希釈化していきます。そのため、再マイニングをしていき、収益分配の累積を加えることによりどんどんと資産が積み上がっていくといいます。

資産の積み上がりのイメージ

資産の積み上がりのイメージ

CROSSでは、現在韓国に力を入れてマーケティングしています。そろそろ火が付きそうな段階まで来ているそうで、これからも引き続き注目となります。

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Bidooh

Bidoohは、名門サッカーチームのマンチェスター・ユナイテッドのチェアマンを35年務めるMichael Edelson氏が創業者のブロックチェーンプロジェクトです。プロジェクトの大口投資家には、大手グローバル取引所のOKExや、ジュリア・ロバーツ、デビッド・ベッカムなどの著名人が名を連ねています。

Michael Edelson氏

Michael Edelson氏

Bidoohは、デジタルビルボードのためのブロックチェーンプロジェクトです。店舗のデジタル広告の前に来た人を認識し、そこからAIを使って年齢を推測、好みに合いそうな広告をディスプレイに表示する仕組みを提供します。必要なのは、ディスプレイと接続するセットトップボックスになります。

セットトップボックス

セットトップボックス

ブロックチェーンは広告の支払いで使用されます。ブロックチェーンの透明性の高さを利用して、中抜きの多い広告業界において、広告主の利益を護ります。

既にBidoohのサービスは稼働済みで、すぐに広告を出したいといえば出せるようになっています。セットトップボックスを設置さえすれば、すぐに広告が配信できるようになります。

現在は、ヨーロッパで80箇所にデジタルビルボードが設置されています。引き続き、世界中で設置を進めていきます。アフリカに500個、アジアに2000個、韓国に120個を設置する予定になっています。韓国では、トンキンドーナッツ(日本のミスタードーナツみたいな店)やスターバックス、パリバケットと契約をしました。

このように大企業と契約できる理由として、大企業から面白い仕組みと思ってもらえているからだといいます。

Bidoohは、日本でもマーケティングを開始しており、スクリーンパートナーを探しています。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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