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海外取引所はどこを使えばよいのか?尖った暗号資産取引所6選

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暗号資産ビジネスの中でも最も競争が激しい分野は、取引所なのは間違いないことでしょう。2021年3月13日時点で各サイトの取引所ランキングにおいてCoinMarketCapでは301、CoinGeckoでは388の取引所が掲載されています。

実際に数が多すぎるため、殆どのユーザーにはその違いがわかりにくいものです。そこで、本記事ではその中でも特に尖った取引所6つをピックアップして紹介します。

尖った取引所6選

Gate.io

Gate.io logoGate.ioは、この界隈では老舗中の老舗にあたり、設立は2013年にさかのぼります。日本ではあまり話題にならないものの、世界トップクラスの流動性を誇っています。

Gate.ioの特筆すべきは、取り扱われている現物の種類が多く、話題の銘柄のほとんどが取引できる点です。また、銘柄ごとの取引量が他の取引所より多い傾向にあるため、とりあえずGate.ioに登録しておけば、そこそこの流動性を享受することができるようになります。そして、Gate.ioでは貸し付けて利息を得るサービスが他より充実しているため、単に口座に資産を置いておくよりは良い運用ができます。

Gate.ioのページ(日本語可)

Binance

Binance logoBinanceは、世界で1位の取引量を誇る取引所です。2020年1月に日本居住者向けのサービスを停止する話が上がったものの、その後その話は立ち消えになりました。そして、日本語表記が復活になり、今も日本居住者がアクセスすることができるようになっています。また、自社で開発したBinance Smart Chain(通称BSC)の展開が盛んで、BSCベースのDeFiでは、多くの種類の資産が扱えるようになっています。

Binanceの特筆すべきは、世界1位ならではの取引量と現物の質の良さです。取引量は、現物デリバティブ共に多く、大口ユーザーでも速やかに注文を成立させることができます。また、ハードフォークやエアドロップに関しては、原則付与するようになっているため、Binanceに暗号資産を預けていると何かもらえるようになっています。

Binanceのページ(日本語可)

MXC

MXC logoMXCは、2018年に設立され「抹茶」という愛称で親しまれています。設立から、あまり経たないうちにマーケティングで成功し、多くのユーザーを獲得するに至りました。設立してから間もない時期は、変なプロジェクトの銘柄が多いと言われていたものの、最近では質の改善が目覚ましくなっており、MXCを評価するユーザーが増えています。

MXCの特筆すべきは、トレンドに沿った銘柄を速やかに上場させる点です。そして、Jasmyのような日本人が好きな銘柄も上場させる傾向にあり、いち早く新しいものを追っていきたいユーザーにとっては向いている取引所と言えるでしょう。

MXCのページ(日本語可)

BHEX(旧HBTC)

HBTC logoBHEXは、日本語では「ホビット」と呼ばれ、急速にユーザーを獲得しています。設立してから2年程度は、あまりパッとしなかったものの、直近半年で魅力的なキャンペーンを次々に展開し、ユーザーの支持を集めました。

BHEXの特筆すべきは、取引所プラットフォームそのものの良さです。BHEXのクラウドサービスを利用している取引所と板共有をしているため、Binanceを上回る流動性を誇る銘柄も少なくありません。加えて、上場銘柄の審査が厳しいため、まともな銘柄を取引することができます。

また、取引所のサービスレベルが高いため、相場の急変時でも注文が通らないということはなく、メンテナンスでサービスが止めることもありません。そのため、BHEXではシステム由来の機会損失を避けることができます。

BHEXのページ(日本語可)

▼BHEXの詳細解説

【取引所】BHEX(旧HBTC)の特徴や他社にない強みを紹介
最近非常に勢いがある暗号資産取引所の1つがBHEXです。BHEXは、取引所界隈の中でも尖った取り組みをしており、魅力的な仕組みやキャンペーンを展開しています。この記事では、BHEXが他の取引所と比較して何が違うのかを知ることができます。

FTX

FTX logoFTXは、デリバティブが中心になっている取引所です。今回の記事の中では設立が最も新しく、2019年から稼働しています、それにも関わらず、デリバティブでは既に世界第5位の取引高を誇る規模に成長しています。

FTXの特筆すべきは、ほぼ完璧とも言えるタイミングで新しいデリバティブをリリースしてくることです。話題になった銘柄はほぼ網羅しており、SUSHIやFLOWといったユーザーを沸かせた銘柄を、ショートすることができます。そのため、FTXでは、相場下落時にでも利益を上げられる可能性を提供します。

また、最もユニークな点としてFTXでは米国株を扱っています。しかも、株式は小数点未満から購入することができるため、暗号資産固有の値動きリスクを取りたくない人にも向いた取引所になっています。

FTXのページ(英語のみ)

▼FTXの詳細解説

404 NOT FOUND | TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
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CoinList

CoinList logoCoinListは、トークンセール(IEO)をメインとする取引所です。当初は、トークンセール専用のプラットフォームとして立ち上げられ、後に取引所のCoinList Proがスタートしました。

CoinListの特筆すべきは、IEO銘柄の質の高さです。いずれも世界トップレベルの優れたプロジェクトであり、IEOに関して右に出る取引所は存在しません。直近では、NEAR, FLOW, SOLのIEOが行われており、いずれも3月12日時点で2桁倍以上のパフォーマンスを達成しています。

ただし、取引所側の取扱銘柄はかなり限定的であるため、基本はメインにはなり得ず、どこかの取引所と併用することになります。

CoinListのページ(英語のみ)

▼CoinListの詳細解説

CoinList の概要と解説
最近、IDOやIFOなどブロックチェーンプロジェクトの新規トークンセールが再び脚光を浴びています。しかし、その多くが本質的にはICOと変わらず、かつてと同じようになることを危惧している人も少なくありません。その中で、CoinListは極めて...

海外取引所のリスク

海外取引所は、取扱銘柄が多く、その分だけ利益創出の機会が多くあります。しかし、リスクもそれなりにあるため、予め把握しておくことが大切です。代表的なリスクを以下に記載します。

  1. 口座凍結リスク:取引所の都合で、突然口座から資金が引き出せなくなる。
  2. 資産消失リスク:日本の取引所のような顧客資産の分別保管義務がないため、ハッキング等で資産が消えても保証されない。
  3. 送金ミスリスク:複数チェーンに対応した資産の送り先を間違え、資産が取り出せなくなる。
  4. 十分にサポートを受けられない:海外取引所は日本取引所よりもサポートが雑な傾向が多いため、問題が解決できない可能性がある。
  5. サービス利用停止リスク:何らかの理由で、日本居住者向けのサービスが停止になる。
  6. 日本語表示の消失リスク:英語が苦手な人向け。諸々の事情で日本語表示が突然なくなる。

基本的に、取引する分だけを海外取引所に入れておき、それ以外はハードウェアウォレットなどの安全な保管手段を用いるなど、自己防衛が必要になります。仮に資産を失ったとしても、諦めるしかないケースが多いので注意が必要になります。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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