メタバース元年と言われる2022年、既に様々なメタバースプロジェクトが登場し、独自の世界観を持つメタバース空間が誕生しています。その中でもSWAGGA(旧BLOCWARS)は、SFのテイストを基調とし、細部まで作り込まれた世界を自身のアバターで楽しむことができるメタバースプロジェクトです。
ファッション&エンターテイメントのメタバースプロジェクト SWAGGA
SWAGGAは、ファッションとエンターテイメントに特化した新しいメタバースプロジェクトです。SWAGGAの仮想世界での交流やエンターテイメントのあり方を新しくしようとしています。
SWAGGAの世界観
SWAGGAの世界は、混沌としたデジタル空間からはじまります。それは、ONIMARUとメタヒューマンたちの物語です。
情報が氾濫するブロックチェーンの世界 Blocverse(ブロックバース)。メタヒューマンたちはこの世界で生活している。ところがある日、ハードフォークウィルスが現れて Blocverse を攻撃し始めた。
メタヒューマンたちは感染し、記憶を失い、かつてカラフルだった世界は単調なものになり、メタヒューマンたちはエンターティメントを含め、あらゆる色すら失ってしまった。
そこで、Blocverseの自治委員会は、ウィルスや感染者と戦うために戦士を募集しはじめた。
ウィルスと戦う戦士の名前は ONIMARU(オニマル)。ONIMARUは、2081年にブロックエラに誕生した。その名前の通り、鬼のような見た目で凶暴そうに見えるが、正義の心を持つデジタル生命体で、レペゼンファッション、エンターテイメント、ソーシャライジングそのものだ。
ここまでが、SWAGGAのリブランド前のプロジェクト「BLOCWARS」の世界観です。そして、そこに続きが加わりました!
長く苦しい闘いだったが、ウィルスの増殖・変異する速さに追いつかずデジタル戦士と化したONIMARUたちは一時敗退する。
戦いの衝撃によってノード間で量子もつれが生じるようになり、次第には人類の世界とBlocverseのはざまにPARADOXと言われる空間が広がった。この空間を発見し覚醒した人類(アーリーアダプター)たちはメタヒューマン(アバター)と共に生き残ったONIMARUたちを連れてCrossChainShipという巨大都市型飛行船に乗り込んで戦場を後にした。
少しの年月が経ち、ONIMARUとメタヒューマンは、人類の智慧と恩恵を受け、ONIMARUのデジタル生命体として持つエネルギーと、メタヒューマンの特殊能力であるSwaggin(ファッション、アミューズメント、ソーシャライジング)を融合し、共にパワーアップできることがわかった。
Swagginはまさしく人類社会において最も重要な人、時間、カネを表しており、メタバースの世界ではF.A.S.(ファス)とマッピングされている。「これなら勝てるかもしれない。」自治委員会のメンバーはそう思った。ONIMARUとメタヒューマンがよりシンクロするようにするためには、更に発達したSWAGソサエティを組成しなければならない。
今も刻々とハードフォークウイルスによる侵食が続いている。このままでは世界は全ての色を失い、取り返しのつかないことになる。それを防ぐためにもっと多くのメタヒューマンの力が必要だ。そして、数えきれないほどのメタヒューマンが集結した。こうしてSWAGなモノや遊びを秩序とする世界、SWAGGAメタバースが生まれた。
SWAGGAメタバース
SWAGGAメタバースは、「『いいね』を価値に変える」をコンセプトにしています。ファッションやエンターテイメント、EコマースやSNSなど、あらゆるものを価値に変えることを目指しています。メタバースはファッション愛好家のための新しい環境になり、プレイヤーはその中で自分のファッションを追求したり遊んだりすることができます。
プレイヤーは、自分のアバターを使ってSWAGGAランドの空間で過ごします。エンターテイメントやファッション、Eコマースやソーシャルネットワークの要素をベースに、自らの空間をデコレーションすることができます。エンターテイメントでは、友達と一緒にミュージックフェスティバルに参加したり、ショッピングモールを楽しんだりすることができるようになります。
さらに、プレイヤーはSWAGGAランドの中で楽しむだけではなく、「Swag-to-Earn」でスワッギング(Swagging)をすることにより稼ぐことができます。スワッギングとは、プレイヤーが自分が「イケてる」ことを高める行動のことを指します。コミュニティで自分の資産を見せびらかしたり、ファッションイベントに参加したり、さらに他のプレイヤーと交流したり、エンターテイメント活動に参加することで報酬を得ることができます。報酬は、毎日3つの指標(ファッション指数、アミューズメント指数、ソーシャル指数)から評価され、総合的な評価に応じて支払われます。最終的に、報酬は$SWAGトークンに引き換えることができるようになります。$SWAG は、アバターやアクセリー、土地などのNFT購入や、SWAGGAランドで開催されるイベントへの支払いで利用することができます。
また、プレイヤーはスワッギング以外にもSWAGGAのメインキャラクターONIMARU(オニマル)のNFTをステーキングすることで、報酬を獲得するとともに、装備やアイテムのNFTを獲得でき、さらにONIMARUの能力を高めることができます。
一方で、企業はファッション好きのためのエンターテイメントの世界をSWAGGAランドで展開することができます。コードの知識がなくても、オリジナルのブランド空間を作り、プレイヤーに没入感のあるバーチャルストアを提供することができます。さらに、バーチャルの世界に限らず、NFTや物理空間、従来のインターネットと組み合わせることによって、今までであれば不可能だったマーケティングを実現することができるようになります。
SWAGGAのファッションキャラクター ONIMARU
ONIMARU(オニマル)は、SWAGGAのファッションキャラクターです。ブロックエラ2081年に生まれ、凶暴そうな外見をしているものの、正義感の強い優しい心を持っています。デジタル生命体のONIMARUは、ハードフォークウイルスの感染者と戦う戦士です。
プレイヤーは、SWAGGAのゲームを遊ぶためにONIMARU NFTが必要になります。最初にリリースされるダンスバトルでは、アパレル、ダンススキル、オーディエンス数など、あらゆる要素をもとにカジュアルバトルを行います。
ONIMARU NFTには、N, R, SR, SSR, URと呼ばれるレア度が設定されています。URが最もレア度が高く、レア度が高いほどONIMARUが強くなります。ONIMARUが強いと、NFTをステーキングしたときにより効果的にNFTを獲得することができるようになります。
有名ブランドとONIMARUのコラボレーション
ONIMARUは、SWAGGAオリジナルデザインの他に、有名ブランドとのコラボレーションが展開されています。既に第3弾までのコレクションがリリースされており、継続的に新たなシリーズが登場していきます。また、NFTのシリーズは未発表であるものの、既に発表されているコラボ先として、日本のファッションデザイナーの古谷完が立ち上げたブランドglambがあります。
第5弾:ONIMARU x 12のIP「Japan Dream Collection」
Japan Dream Collectionは、Web3界隈で人気なプロジェクトを含む12のIPとのコラボレーションです。コラボ先には、Neo Samurai MonkeysやNeo Tokyo Punks、ASAGIやVeryLongAnimalsなどが含まれます。
※2022年11月9日時点で、まだ詳細は発表されていません。
第4弾:ONIMARU x NYLON JAPAN「The Trendsetter Collection」
The Trendsetter Collectionは、ニューヨーク生まれのファッション誌「NYLON JAPAN」とのコラボレーションによるコレクションです。NYLON JAPAN 12月号に掲載されたONIMARUがNFTとしてリリースされ、”NYLON PINK”に染められたONIMARUがランナップされます。NFTは、2022年11月11日にSWAGGAの公式NFTマーケットプレイスで販売されます。
第3弾:ONIMARU x 東京ガールズコレクション「The Runway Collection」
ONIMARUは、東京ガールズコレクション(TGC)とコラボレーション企画に登場しました。TGCは、2005年に始まった年2回のファッションフェスタで、日本のリアルファッションなど多彩なコンテンツを紹介するためのイベントです。
TGCでは、2021年から新たな試みとしてバーチャル空間のイベント「バーチャルTGC」を行っており、2022年3月のバーチャルTGCでは、TGCの装飾を身にまとったONIMARUがランウェイを歩きました。このコラボレーションを記念して、コラボモデルのOminaruが合計2,500体が販売されました。
参考:Binance NFT – TGC Runway
第2弾:「ONIMARU Genesis Collection:MetaHuman」
第2弾の「MetaHuman」は、SWAGGAオリジナルデザインです。2022年3月に販売され、ONIMARUがメタバースの旅を案内するというコンセプトになっています。レア度がSR以上のONIMARU NFTの所有者には、土地NFTの破片がエアドロップされました。土地の破片を10個集めると、土地NFTと交換することができるようになっています。
第1弾:「ONIMARU Genesis Collection:Bad Kid」
第1弾の「Bad Kid」は、SWAGGAが初めてリリースしたオリジナルデザインのONIMARUです。若くて無鉄砲で衝動的だが人情に厚いものの、見た目が意地悪で攻撃的なので”悪ガキ”と呼ばれてしまうONIMARUを表現したNFTになります。
参考:Binance NFT – Bad Kid
SWAGGAに関する情報
- SWAGGA ブランドサイト
- SWAGGA 公式NFTマーケットプレイス
- SWAGGA 公式 Binance NFTマーケットプレイス(Bad Kid, TGC Runway)
- SWAGGA Discord
- SWAGGA Telegram
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- SWAGGA Medium