コインチェックのNEM流出事件から約2か月、コインチェックからの補償も終わり、ダークウェブに流出したNEMのモザイク追跡も終わり、NEM界隈は一応の落ち着きを取り戻しつつあります。
コインチェック事件ばかりが目立ってしまいましたので、直近のNEMの状況を見ていきます。
そもそもNEMとは?
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ZEMは、ビットコインと比べて圧倒的に性能が高いため、今後使われていくであろう仮想通貨の1つとして注目されています。
NEM(XEM)を売買できる主な取引所
2018年3月現在、XEMを売買できる取引所は以下の通りになります。取引所の数が多すぎるので、日本人になじみがある言語、売買高が多い取引所をご紹介します。
取引所は売買高が多い順に並べています。売買する場合は、より有利なレートで売買するために、原則売買高が多い取引所をお勧めします。
日本の取引所:
海外の取引所:
- Bittrex (BTC, ETH建てで取引可能)
- Binance (BTC, ETH建てで取引可能)
- Poloniex (BTC建てで取引可能)
- Huobi (USDT, BTC建てで取引可能) 日本語対応!
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NEM(XEM)の価格推移
NEM(XEM)は2018年1月4日に、最高値である244円をつけました。その後価格下落が続いていましたが、1月26日のコインチェック事件がその価格下落に拍車をかける形となりました。
コインチェック事件による補償は、3月13日に1XEM=88.549円で補償が行われました。補償後のXEM買戻しの思惑で価格が底を打ち再び上昇していくのかと見られていましたが、その後も下落が止まらず、本記事執筆時点では、1XEM=32.62円程度で取引が行われています。
現在の価格はこちらになります。
NEMの主なニュース
NEMはプロジェクト自体がだいぶ進行していることもあり、NEMプラットフォームを採用したプラットフォームの動向が目立ちつつあるという状況になっています。
- 2018年3月21日:NEMがBinanceに上場
- 2018年3月20日:[コインチェック事件]NEM財団がウォレットのマーキング終了
- 2018年3月17日:NEM財団からPaul RiegerがPantosプロジェクトに参加
- 2018年3月16日:Digital2GO Media Networksが100万米ドルをNEMブロックチェーンコミュニティファンドから調達
- 2018年3月13日:[コインチェック事件]コインチェックが補償開始
- 2018年3月03日:TutellusプロジェクトがブロックチェーンのプラットフォームをEthereumからNEMに切り替え
- 2018年2月21日:NEM財団が東京で開催のCloud Days 2018(2/20-21)に出展
- 2018年2月19日:Nano Wallet Beta 2.1.2がリリース
- 2018年2月13日:世界政府サミット2018にNEM財団代表のロン・ウォンがパネルディスカッションで参加
- 2018年2月06日:ジャパンネット銀行とテックビューロが、契約書締結過程でのブロックチェーン適用を検証開始
- 2018年1月26日:[コインチェック事件]530万米ドルのNEMが流出、ウォレットにタグを付け追跡開始
- 2018年1月24日:NEMのブロックチェーンを採用したビデオゲーム配信プラットフォームのXarcadeがトークンセールを開始
- 2018年1月22日:DMMビットコインにNEMが上場
- 2018年1月16日:南米のSynergyCryptoAdviserとパートナーシップを締結
- 2018年1月15日:HuobiにNEMが上場
- 2018年1月07日:NEM Beta 0.6.95 にバージョンアップ
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特筆すべき記事は、以降にご紹介します。コインチェック事件は既報のため、ここではほとんど取り上げません。
2018年3月20日:[コインチェック事件]NEM財団がウォレットのマーキング終了
コインチェックのNEM流出事件で、NEM財団は流出NEMが移動したウォレットにモザイクというマーキングを付けていました。詳細は不明ですが、NEM財団はNEMの追跡用モザイクを無効にすると発表しました。
詳細は当サイトの別記事「NEM(XEM) 579億円の不正引き出し事件、NEM財団がモザイク無効化」に書いているので併せてご覧ください。
<NEMの公式ブログより>
Coincheck Hack Update: Removal of Mosaic Tagging System – NEM News Website
2018年3月03日:TutellusがEthereumからNEMのブロックチェーンに切り替え
TutellusがEthereumからNEMのブロックチェーンに切り替えました。Tutellusチームは、当初Ethereumプラットフォーム上で開発を行っていましたが、以下の理由により、EthereumプラットフォームからNEMプラットフォームに切り替えを行いました。
- Ethereum上の動作は高くつく。
- Ethereum上の動作は遅い。
- ERC20の互換性が過大評価されている。
詳細は、TutellusのプロジェクトのMedium「NEM vs Ethereum: why do we migrate of Blockchain in Tutellus?」をご覧ください。
<The Merkleより>
Tutellus Drops Ethereum in Favor of NEM’s Blockchain
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2018年2月06日:ジャパンネット銀行とテックビューロが、契約書締結過程でのブロックチェーン適用を検証開始
ジャパンネット銀行とテックビューロが、業務プロセスへブロックチェーンを活用しその有効性を検証する実験を行いました。
検証に採用されたブロックチェーンは、mijinとHyperledger fabricになります。mijinは、NEMのコア開発者がテックビューロと合流して開発しており、NEMプロトコルが採用されています。
<レックビューロ mijinのブログより>
世界初!mijinとHyperledger Fabricを連携。 ジャパンネット銀行とテックビューロが、契約書締結過程でのブロックチェーン適用を検証開始。
2018年1月16日:南米のSynergyCryptoAdviserとパートナーシップを締結
NEM財団と、トレードトレーニング専門のコロンビアのSynergyCryptoAdviserは、両社のプロジェクトにおける情報発信を通じて、NEMユーザーを南米のエコシステムに取り入れていく提携を行いました。
<NEMの公式Mediumより>
NEM Foundation Expands to Latin America Through SynergyCryptoAdviser
NEMに関する情報
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