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NANJCOIN(NANJ)の動向まとめ(2018年3月版)

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日本国産の通貨、NANJCOIN(NANJ)は、国産の仮想通貨の中で筆者が最も注目しているものになります。というのも、他の国産の仮想通貨と比べて明らかにマーケティングが上手だからです。仮想通貨はいくら優れているからとはいえ、人々に認知されていないと使ってもらえません。

そんなNANJCOINの動向を追ってみました。

そもそもNANJCOINとは?

NANJCOIN(NANJ)は、5ch,2ch.sc上の「なんでも実況J板」、通称「なんJ」のコミュニティが発祥のトークンになります。なんJは、なんでも実況を謳っているものの、実質的にはスポーツ(特に野球)に特化した板になっています。

そのため、NANJはスポーツに特化し、将来的にスポーツ事業のスポンサー広告を通じてNANJの認知度を高め、NANJを使用したスポーツ事業への支援やスポーツ選手への寄付の実現を目指しています。

その開発と上場達成までのスピードは尋常じゃなく早く、2018年1月中旬にはトークンの生成を開始し、取引所への上場費用は寄付で調達と、すべてをICOなしで成し遂げてしまいました。

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NANJCOIN(NANJ)はどこに上場しているのか?

NANJCOIN(NANJ)は、2018年3月30日時点で海外の取引所CoinExchangeのみに上場されています。取引はBTC建てのみになります。

NANJが欲しい場合は、日本円で直接買うことができないため、日本の取引所でBTCを調達しCoinExchangeのウォレットに送金し、NANJを購入するという手順をとる必要があります。

CoinExchangeは英語の取引所になります。開設方法がわからない場合は「草コイン充実の取引所「CoinExchange」の開設から初期設定まで」をご覧ください。手数料率が低く、筆者は良い取引所だと思っています。

NANJCOIN(NANJ)の価格推移

NANJCOIN(NANJ)は、2018年3月16日16時に上場しました。上場時の価格は、BTCで表現できる最低価格の 0.00000001 BTC (1 satoshi)で販売が開始されました。初日は主に1-2 satoshiでNANJの取引が行われ、2018年3月31日22時14分時点では、40 satoshiで手に入れることができます。

NANJ/BTC 2018/03/31 22:14時点の日足チャート

NANJ/BTC 2018/03/31 22:14時点の日足チャート

リアルタイムの価格は以下より確認できます。

 

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NANJCOIN(NANJ)の主なニュース

  • 2018年3月30日:NANJCOINフロントチームが株式会社化、SDK開発開始を発表
  • 2018年3月28日:NANJCOIN開発費のロックアップを発表
  • 2018年3月22日:NANJCOINの資本政策を発表
  • 2018年3月16日:NANJがCoinExchangeに上場
  • 2018年3月05日:NANJCOINによる5chCoin被害救済策を発表

特筆すべき記事は、以降にご紹介します。

2018年3月30日:NANJCOINフロントチームが株式会社化、SDK開発開始を発表

2018年3月14日にNANJCOINフロントチームはNANJCOIN株式会社になりました。

NANJCOINの中短期戦略は国内への浸透になるため、日本国内の各所(仮想通貨取引所やプロスポーツチームなど)と連絡を取る必要が出てきます。そのため、匿名ではなく事業体として責任の所在を明確化するために法人化を行いました。今後は、NANJCOINの普及活動だけでなく、後発の仮想通貨関連の事業者に対するコンサルティングサービスなども展開していく予定になっています。

また、同時にNANJCOINのSDK「NANJ SDK」の開発を開始したことが発表されました。NANJ SDKにより、以下のようなことができるようになります。

  • アプリ内にNANJウォレットを作成できるようになる。
  • QRコードで決済することができるようになる。
  • Ethereum不要で支払いができるようになる。(支払額の1%相当がNANJで手数料として上乗せされ決済されるようになります)

なお、NANJ SDKのリリースは2018年7月末が予定されています。

2018年3月28日:NANJCOIN開発費のロックアップを発表

45億NANJが、2018年5月1日から2019年4月30日までロックアップされることに決まりました。

これはNANJの総発行枚数の15%にあたり、ロックアップされたウォレットのアドレスは0xb80c43bf83f7cb6c44b84b436b01ea92da5dabffになります。

2018年3月28日:NANJCOINの資本政策を発表

NANJCOINの資本政策が発表されました。

資本政策では、ロックアップ、バーン、市場売却など価格に影響を及ぼす重要な報告は実行日の約一ヵ月前に告知すること、及び、運営による自己資金での買い支え等につきましては事前に一切告知しないことが発表されました。

自己資金での買い支え等については、上場後4satoshiまで値上がりしたところで運営が買い戻しをしたことがCoinMagazineのインタビューで明らかになっています。この買い戻しに関しては、実際に事前告知はありませんでした。

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2018年3月16日:NANJがCoinExchangeに上場

2018年3月16日17時に、海外の取引所CoinExchangeにNANJが上場しました。

初日は運営側から1satoshiで売り出されました。1satoshiというのは、ビットコインの価格としてはこれ以上下がりようがない価格になります。

当日の様子は、当サイトの記事「国産の仮想通貨NANJCOIN(NANJ)が海外取引所に上場、どうやって買えば良いのか?」にまとめています。

2018年3月05日:NANJCOINによる5chCoin被害救済策を発表

当サイトでも紹介してしまったSCAMの5chCoinですが、5chCoinホルダーにNANJCOINが配られることが決定しました。

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当サイトによるNANJCOINに関する過去の記事

当サイトでは、過去に以下のNANJCOINの記事を書いています。参考までにご覧ください。

NANJCOINに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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