仮想通貨(暗号資産)の取引所において、現在競争が激化しつつあるのはレバレッジ取引です。そのような中、AMANPURIは早期からレバレッジ取引の開発を進め、他社と差別化ができるサービスを盛り込み、まもなくローンチしようとしています。
2019年10月に引き続き、CEO 冨士原 功織(ふじわら いさお)氏にインタビューを行いました。いよいよサービスの本丸の稼働開始に近づいており、改めて直近動向やこれからについて伺っていきます。
インタビューは前後編に分かれており、後編ではコミュニティ拡大に対する考え方や、レバレッジ取引所オープン後のロードマップについて訊いていきます。前編がまだの方は、以下の記事をご覧ください。
▼前編
インタビュー AMANPURI: CEO – 冨士原 功織 氏 第2弾(後編)
AMALトークンの価格
加藤:現在AMALトークンはBiKiに上場し、上場開始価格の約47倍(2020年3月14日現在)となっていますが、なぜここまで高い価格を達成できたのでしょうか?
冨士原:BiKiでは流通量の少ないことも理由の一つですが、売りよりも買いたいという期待値の方が上回ったということです。
配当が経営を圧迫しないのか?
加藤:AMANPURIでは、AMALトークンの保有者に取引所収益の5%を還元していますが、これが経営を圧迫することはないのでしょうか?
冨士原:経営を圧迫させない数字として5%です。利用者の興味を引くために高い数字を謳うことは簡単ですが、そこに何の意味もありません。現にそのような取引所の多くは、様々な理由を建前に既になくなってしまっています。
私たちは、配当だけでなく、いくつも利用者に楽しんでもらえるイベントを開催しますが、これも同様に経営を圧迫する賞金や内容にすることはありません。何があっても経営を左右されない余裕を持った余剰資金を利用者に還元していきます。
そのため、数字にインパクトはないかもしれませんが、どこよりも安心でき、そして今後想像以上に満足していただけると思います。
コミュニティからの意見をどのように吸い上げていくのか?
加藤:コミュティからの改善意見を得ることは重要です。AMANPURIではコミュニティから意見を吸い上げるためのどのような施策を用意していますか?
冨士原:私たちは、特別な施策というようなことは採っていませんが、AMALホルダー、利用者の声は直接運営に届きます。私は、AMANPURIは運営とコミュニティメンバーの距離は比較的近いプロジェクトではないかと考えています。
私たちすべてのメンバーは、ブロックチェーン業界におけるコミュニティがどれだけ大切なものかを理解しています。特に、AMANPURIがオープンする前からAMALを保有してくれているホルダーさんは株主みたいなものですから。
しかし、すべての意見を吸収することはありません。色々な意見がありますが、自分たちの信念は曲げないようにしています。最終的にその信念が最大限にホルダー、利用者の利益になると信じているからです。
利用者が個別にサポートが必要な時でも、コミュニティで質問をいただければすぐに調べて回答できます。このサポート体制は、私たちが常に意識していることの一つです。
レバレッジ取引提供開始の遅延理由
加藤:現在レバレッジ取引の提供が当初の予定から遅延しています。差し支えなければ状況について説明いただけますか?
冨士原:レバレッジ取引の提供開始は2020年3月27日になります。当初1-2月には提供開始予定でしたが、僕のわがままでおよそ1ヶ月延期させていただきました。
現物取引だけで仮想通貨のユーザーのシェアを大きくと取ることは不可能ですが、レバレッジをオープンしたからといって、それだけですぐにユーザーを囲い込めるとも思っていません。どんなに良い取引所でも、その使い勝手や透明性が浸透していくのには時間が必要です。
オープンしてからマーケティングをしていくことはもちろんですが、どうしてもオープン当初から十分な数のアクティブトレーダーを引き付けてオープンしたいと考えていました。そのための時間として1ヶ月をもらいました。その甲斐あり、現在1日の新規口座開設数は順調に伸びています。
2月のレバレッジ取引開始を楽しみにしていた方には少しがっかりさせてしまったと思いますが、3月27日のレバレッジ取引開始はオープンから十分な流動性を提供でき、快適なトレードを実感いただけるはずです。
AMANPURIのロードマップ
加藤:AMANPURIでは今後どのようなロードマップを予定していますか?フルオープンまでの残件および、新たなサービス追加予定があれば教えてください。
冨士原:細かい追加機能から大きなものまで多数ありますので、詳しくは公式からのロードマップをご覧ください。特に期待していただきたいのは「MAM」「MT5」「為替銘柄」の追加です。
冨士原:アクティブなトレーダーや投資家ならMAMをご存知の方は多いと思いますが、我々のMAMは今までのMT4/5で提供されていたMAMのシステムとは機能面や透明性でまったく異なります。完全オリジナルのMAMになります。完全にリスクを限定でき、投資家は安心して資産運用が可能になります。
MT5と為替銘柄の追加は、単純にFXトレーダーのユーザーのシェアを広げていけます。現在クリプトトレーダーよりも為替の方がユーザーも業界も大きいです。私たちの取引所は多くの為替トレーダーを惹きつけることでしょう。為替の取引手数料にもAMALが使え、手数料が割引になるのは業界で初になるのではとみています。
私たちは、スキャルパーや短期トレーダーにとって、どこよりも利益を出しやすい環境を提供できると確信しています。為替トレーダーの方は最初は手数料にトークンを使えると言っても、よくわからないかもしれません。しかし心配は要りません。私たちには世界中のパートナーがいるため、彼らが丁寧にレクチャーし、すぐに話題になると思います。
応援してくれる人へのメッセージ
加藤:最後にAmanpuriを支援してくれる人へのメッセージをよろしくおねがいします。
冨士原:2020年3月27日にレバレッジ取引をオープンします。私たちの取引所はBitMEXをビジネスモデルとしているため、BitMEXに搭載されている機能は基本機能として同じように実装されています。そのためBitMEXの取引に慣れている方にはすぐに受け入れられるプラットフォームになっています。アクティブなトレーダーやBotterの方にはとても快適なトレード環境を提供します。
私たちはBitMEXを基本にして、判りづらかったり使いにくかったりする部分を改善し、さらににあったら良いなと思う機能を追加し、サービス面を向上させた取引所です。また、これからトレードを始める方にもわかりやすい仕様になっています。是非私たちのコミュニティに参加してください。どんな時でもすぐに私たちスタッフとユニークなメンバー達からサポートを受けられます。
私たちの取引所は仮想通貨、為替共に100% A-bookです。どんな時でも平等に、透明に、ユーザーが快適にトレードしやすい環境を提供し続けることができます。
AMANPURIに関する情報
公式情報
- AMANPURI公式サイト
- AMANPURI Twitter(英語)
- AMANPURI Twitter(日本語)
- AMANPURI Facebook
- AMANPURI Telegram (Official)
- AMANPURI Telegram (funclub Japan)
当メディアの情報
AMANPURI CEO – 冨士原 功織 氏インタビュー 第1弾
- 第1部:AMANPURI Exchangeではどのようなサービスを実現していくのか?
- 第2部:MAM口座はユーザーにどのようなメリットをもたらすのか?
- 第3部:独自トークンであるAMALを持つメリット
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