コイン別

分散型金融機関を目指すBinance銘柄の Bread (BRD)、トークンの用途と売買手段は?

コイン別
スポンサーリンク

バイナンス銘柄にもなっている Bread(シンボル:BRD)は、現在モバイルウォレットのBRDをリリースしています。将来的には、世界最大の分散型金融機関を目指しています。

そんな金融プラットフォームを目指すBread (BRD)についてご紹介します。

Breadプラットフォームの第一歩、モバイルウォレットのBRD

[the_ad id=”7860″]モバイル環境で使用できるBitcoin(BTC)・Etherium(ETH)ウォレットといえば、BlockChainウオレットが有名です。BlockChainウォレットはWebをベースにしているため、秘密鍵の管理がウォレット提供業者に委ねられており、万が一秘密鍵が流出してしまうと不正送金されてしまう可能性があります。

BRDは、そのリスクを排除してモバイル端末自身で秘密鍵を管理できるモバイルウォレットになります。

モバイルのウォレットであるBRD

モバイルのウォレットのBRDは、既に公開されています。

BRDの入手先:

初期設定はとても簡単なうえに、秘密鍵の復元をするためのパスフレーズも12個だけと、初期設定が扱いやすいのが特長です。

そして繰り返しになりますが、秘密鍵をモバイル上で保有しているため、取引所が不正アクセスされて仮想通貨が盗み出されるというリスクもありません。

BRDの対応仮想通貨

BRDでは、以下の仮想通貨に対応済み、対応予定になります。

  • [対応済み] Bitcoin (BTC)
  • [対応予定] Etherium (ETH)
  • [対応予定] ERC20トークン
  • [対応予定] BRDトークン

ETH及びERC20トークンには、2018年Q1までに対応する予定となっております。

ERC20トークンに対応するメリットは大きい

特筆すべきはERC20トークンへの対応になります。下の図をご覧ください。

ICO Statistics – By Blockchain Platform より

ICOのプラットフォーム比率 (2018/02/21時点)

ICOのプラットフォーム比率 (2018/02/21時点)

この図は、2018年2月21日時点におけるICOのプラットフォーム比率です。Etheriumがトップの81.10%となっています。

現在Etheriumプラットフォームで行われるICOは、ERC20トークンで発行されている場合が殆どであるため、BRDがERC20トークンに対応するということは、ICOで発行されたトークンの8割を扱えると言うことになります。

例えば、海外で有名なTRON (TRX)という仮想通貨はERC20トークンであるため、取引所ではなくBRD上に保管することができます。

[the_ad id=”7916″]

Breadの目指す先

Breadプラットフォームを使って解決する問題

Breadは最終的に、Breadプラットフォームを使って世界最大の分散型金融機関を目指しています。

  • 仮想通貨はまだ利用しにくく、新規ユーザーに対して十分に魅力的ではない。
  • デジタル資産を利用できる場が限られており、一括して管理する方法がない。
  • ほとんどの銀行は、このような選択肢を提供しておらず、多くの場合グローバルではなく国別に運営されている。

Breadでは、Breadがユーザーのいかなるデジタル資産も保有せず、ユーザーの資産は直接ブロックチェーン上につながっています。これにより、ハッキングの懸念なく自分の資産に即時にアクセスすることができます。

それと同時に、ブロックチェーンの利点を生かし、一部の金融機関にしかアクセスできなかった人たちもデジタル資産を通じて経済にアクセスできるようにします。

Breadは自身が銀行になるのではなく、Breadのプラットフォームを通して取引所や金融サービスへのアクセスを提供します。

Breadのプラットフォームのロードマップ2018年

Breadでは、2018年に一気にプラットフォームの拡大を行います。現状は以下が予定されています。

2018年Q1

  • Etherium(ETH)への対応:ETHの送受信、保管の対応
  • ERC20への対応:ERC20トークンの送受信、保管の対応

2018年Q2

  • トークンポートフォリオ管理:デジタル資産の資産管理・管理プラットフォーム
  • 仮想通貨売買機能追加(アメリカ、カナダ、日本、ヨーロッパ):該当地域の取引所との連携

2018年Q3

  • 分散型取引所:Breadプラットフォームによるユーザー同士の取引
  • 給与の直接預金:利用者のウォレットへの給与の直接振り込
  • 仮想通貨売買機能追加(韓国、中国、イギリス、ヨーロッパ):該当地域の取引所との連携

それ以降

  • 決済のオープンプラットフォーム:サーとパーティに対してBreadプラットフォームの開放
  • 公共料金の支払い、長期預金、P2P貸付け:自動引き落とし、定期預金、個人間の融資

Breadのプラットフォームで利用されるBRDトークン

既にBinanceでも売買できるBRDトークンは、Breadのプラットフォームで利用されるトークンになります。このトークンは収益分配の仕組みを有しないため、有価証券とみなされる仕組みはありません。

Breadの利用者は、様々なプロモーションやプレゼント企画でトークンを獲得することができます。トークンを獲得できる主な例は以下の通りです。

  • アプリを通じたオプトインアンケートへの参加。これらの調査を通じて、頻繁に仮想通貨やBreadをご利用するユーザーの方々のニーズを把握するする事が可能となります。
  • ソーシャルメディアにて、Breadを利用するメリットについて面白く、魅力的で、興味深い投稿を行った方々へのプレゼント企画。こういった投稿はBreadの露出を強化し、
    新規ユーザーの獲得に繋がります。
  • 一定量以上の仮想通貨やトークンを保持しているユーザーや頻繁にBreadをご利用しているユーザーを対象としたエアドロップ。この様な取り組みはユーザーの方々が競合のサービスではなく、Breadを利用する理由になります。

BRDトークン保有者は、サービスの支払いで特別割引が適用されるようになります。トークンの割引には、その時のBRDトークンの時価(ドルベース)で割引されるようになります。

[the_ad id=”7916″]

Bread (BRD)トークンを売買できる取引所

BRDトークンのICOは既に終了し、取引所で売買できるようになっています。2018年2月21日現在、BRDトークンが売買できる取引所は、以下の通りになります。

  • Binance (BTC, ETH, BNBで取引可能)
  • OKEx (BTC, ETH, USDTで取引可能)

流動性の観点で、よほどの理由がない限りは売買代金が大きいBinanceをお勧めします。

売買代金が大きいということは流動性が高いということを意味します。売り買いしたいときにすぐ売買できるという利点の他、買う時に高値掴み、売る時に安く売却になるリスクを他の取引所より抑えることができます。

Bread (BRD) に関する情報

言語の表記がないものについては、原則英語になります。

Breadの情報入手先

BRD – ビットコインウォレット

 

スポンサーリンク
この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

Junya Katoをフォローする
TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
タイトルとURLをコピーしました