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EMURGO Showcase & Charles Meetup イベントレポート(第1部)ーEMURGO 児玉氏

投稿日:2019/6/12 水曜日 更新日:

6月10日に、Cardanoブロックチェーンの事業開発会社EMURGOにて、Cardanoブロックチェーン採用プロジェクトとチャールズ・ホスキンソンのミートアップが開催されました。

イベントページ:EMURGO Showcase & Charles Meetup イベントレポート

今回は内容が盛り沢山なので、複数部に分けてご紹介します。

最初はEMURGO代表、児玉健一氏の挨拶です。

EMURGOイントロ - 児玉氏 挨拶

EMURGO代表 児玉健一氏

EMURGO代表 児玉健一氏

暗号資産の規制

児玉氏は、まずは暗号資産(仮想通貨)の規制について述べました。

2018年は、投資家を泣かせる粗末なICOプロジェクトが多く、取引所のハッキングも多かった、そのような経緯から消費者保護の規制が強められています。規制も重要であるが、はたしてブロックチェーンという新しい技術を加速させるための仕組みづくりができているのだろうかと、児玉氏は疑問を投げかけました。

児玉氏は、規制とイノベーションの加速をさせるための仕組みづくりのバランスが重要であると語りました。1990年代に世界の時価総額上位に台頭していた日本企業は既になく、日本も危機をもって新しいテクノロジーを支援していく規制づくりがとても重要であると自身の考えを述べました。

さらに付け加え、今は世界的な大手企業がブロックチェーン業界に参入しているので、まもなく規制が良い方向に伝わっていくのではないかとしました。

Cardanoのアプローチの優位性

そして技術の話になります。児玉氏は、世の中の多数のブロックチェーンとCardanoを比較し、Cardanoのアプローチの優位性について語りました。

Cardanoはピアレビューを行っており、学術的にどのような技術が良いのかを検証して、第三者機関が学術的な検証をして良しとなった場合にコードを落とし込む開発をしているといいます。これは時間がかかるが、誰かがやらねばいけないことだと児玉氏はいいます。

児玉氏は、将来は銀行や行政がブロックチェーンを導入してくることに触れ、その時にどのブロックチェーンが使われるのかと前置きをしました。その上で、Cardanoの優位性を示す一例として、Haskell(ハスケル)というプログラミング言語について触れました。

Haskellは、広く使われている言語ではないものの、コードのミスが限りなく少なくなるという特徴を持っています。このような特徴から、ハッキングリスクを減らし、Cardanoが銀行や行政から選ばれるブロックチェーンになるのではないかとしています。

また、銀行や行政がCardanoのコミュニティに入ることで、さらにコミュニティの質が上がり、Cardanoブロックチェーンが良くなるとしました。

EMURGOの活動

CardanoのエコシステムおけるEMURGOは、ブロックチェーンを商業化して消費者に届けていくことを担います。

EMURGOでは、4つのビジネスを行っています。児玉氏は、この4つすべてがCardanoにとって重要だといいます。

1つ目は、アドバイザリーサービスになります。Cardanoは、2013年という早い段階からブロックチェーンに取り組んでいます。そのような経験や人的ネットワークを活かしながら、スタートアップ企業を全面的に支援をしていきます。

2つ目は、アクセラレータープログラムになります。最近はニューヨークでSOSVと共同でアクセラレータープログラムをはじめました。SOSVは既に多くの企業への投資実績がある会社です。現在は、第1弾が終了したところで、170社程度が応募し最終的に4社に絞ったといいます。

3つ目が開発になります。EMURGOでは、ウォレットのYoroi Wallet、ブロックチェーンエクスプローラのSeizaのリリースをしました。Seizaについては、Cardanoブロックチェーンでステーキングが始まった際に、ステークプールの詳細も見られるようになる見込みだといいます。

最後がエデュケーションになります。EMURGOはインドでエデュケーションをローンチしました。1年間で100個以上の団体とMOUを結び、500人のエンジニアを育成していくことを目標としています。

エデュケーションを通して、Cardanoのプログラミングが分かる人が増え、Cardanoコミュニティが増え、企業に就職していきCardanoブロックチェーンの利用企業が増えていくことが期待されています。

児玉氏は、最後にアドバイザリーチームの3プトジェクトがきており、チャールズも来日しているので楽しんでくださいと、挨拶を締めくくりました。

続きの記事

第2部からは、Cardanoを採用する予定のプロジェクトのプレゼンテーションが続きます。まずは、YOOSourcing、COINCOMEのプレゼンテーションになります。

第2部:Cardano採用予定プロジェクト YOOSourcing、COINCOME

Cardano関連の情報

当メディアの記事

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Junya Kato

TOKEN ECONOMISTの管理人、ブロックチェーン専門誌「月刊仮想通貨」「CRYPTO CROWD」の執筆陣。ブロックチェーンプロジェクトでは、QURASのコミュニティマネージャー。 より多くの人にブロックチェーンの未来を感じてもらうべく、先進的なブロックチェーンプロジェクトやイベントのレポートをお伝えしています。 ブロックチェーンの素晴らしさを世に広げたい!!

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