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草中の草コインのMooncoin(MOON)、その特徴とは

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日本では、極端に低価格で人気の草コインと言えば Experience Points (XP)ですが、欧米圏ではMooncoin (MOON)の人気が高いです。

本記事執筆時点では、1 MOON=0.013円程度と大変安く、1円にでも値上がりしたらえらいこっちゃな価格帯となっております。読者の皆様には、リアルタイム価格を以下のウィジェットからご確認することができます。

Mooncoin(MOON)とは?

Mooncoin(MOON)とは、いわゆる投げ銭のような役割を果たす仮想通貨になります。MOONでは、主に以下の3つの軸に沿ってプロジェクトを展開していきます。

「いいね」から収益を得る

最近のソーシャルメディアには「いいね」の機能が実装されています。読み手は、読んだ投稿の内容が良ければ「いいね」ボタンを押すことで、投稿者にはMOONが手に入ります。MOONでは、この仕組みをSmartLikesと呼んでいます。

SmartLikesは、インターネット上のほぼすべてのメディアの「いいね」からMOONを得られる想定になっています。

同様の仕組みでは、Steemというソーシャルメディアプラットフォームが先駆者になっています。Steemでは、SNSであるSteemit上で仮想通貨が得られることに対し、MOONではインターネット上ほぼすべてという広範囲を対象としている点に違いがあります。

プログラム言語Moonwordを用意

MOONでは、Moonwordというユーザーフレンドリーなプログラミング言語を提供します。Moonwordを使うことによって、Mooncoinブロックチェーンに書き込むことができるようになります。

教育分野において獲得することを学べる

MOONでは、将来的にMoonEduというプロジェクトを立ち上げ「獲得することを学ぶ」をスローガンに活動を行います。

MoonEduでは、テストで高い点を取った学生に対しMOONを配布し、さらにより学ぶことに対する動機付けができることを期待されています。

なぜMooncoin(MOON)は極端に安いのか、動きはあるのか?

プロジェクトが停滞しているからです。

プロジェクトの停滞を立て直すべく、Burst(BURST)プロジェクトに参加していたプログラマーVassilis氏がMOONのプロジェクトに合流しました。

しかしながら、Vassilis氏にはついてはひと騒動あったようで、開発への寄付用として公開していたアドレスに対し、取引所のCryptsyでハッキングされた仮想通貨が送りつけられるという事件が発生しました。

悪意を持ってハッキングする場合、世間に公開しているアドレスに仮想通貨を送る行為は、あきらかに合理性に欠くことであります。そのため、Vassilis氏はハッキングの犯人ではなく被害者とみられており、弁護士を付けて本件の対応を行っているそうです。

プロジェクトの要の人がどうしても活動を活発化できない背景から、MOONの価格の伸びはもう少し先になることが予想されます。

Mooncoin(MOON)のロードマップ

MOONのロードマップは2017年時点で大規模な路線変更をしていたものが公開されていました。しかし、現時点ではロードマップの方向転換のため、また作り直されている状態になります。

MOONのロードマップ
2018年3月1日時点では、ロードマップを作っている最中となっている。

Mooncoin(MOON)はハードフォークする予定がある

FORK ANNOUNCEMENT!

At block 1,250,000, Mooncoin will be forking for major codebase upgrades and improvements! Please ensure that you are either using the latest wallet after this time to remain on the main blockchain or are storing your MOON on a paper wallet or are on one of our major exchanges.

MOONは、ブロック1,250,000が生成された時点でハードフォークされます。ハードフォークの正確な時期は定められていません。なぜならば、ブロックの生成がムーンコアネットワークのハッシュレートに依存するためになります。目安として、いつ頃フォークするかはMooncoin FAQのページでカウントダウンを確認することができます。

このハードフォークの特徴は、以下の3つになります。

  • ブロック1,250,000からMOONはフォークする。
  • このフォークでは、コインのバーン(消却)は行われない。
  • このフォークでは、Bitcoin Cashのような新たなコインが生成されることはない。

MOONホルダーは、このハードフォークについて対応することはありません。単にウォレットや取引所に今まで通りMOONを置いたままでOKです。

Mooncoin(MOON)の値動き

MOONのドル建て価格の推移になります。2017年5月に突如急上昇後横ばい、2018年の始めにそれまでの平均の20倍の価格になり、8割下がったところで値を保っています。

MOON ドル建て価格の推移 2018/03/01

MOON ドル建て価格の推移 2018/03/01

Mooncoin(MOON)を売買できる主な取引所

MOONを売買できる主な取引所をご紹介します。BleutradeはBTC建ての売買が活発で、CoinExchangeはDOGE建ての売買が活発です。

MOONは、非常に安い草コインであるため、価格が高いBTCだと結果的に値刻みの幅が大きく、取引の損失が出る可能性がDOGE取引より大きくなります。そのため、DOGE取引で流動性のあるCoinExchangeでMOONを売買することをお勧めします。

Mooncoin(MOON)に関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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