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Constellation:無制限に拡張できるDAGベースのパブリックチェーン

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よくあるブロックチェーンは、そのチェーンの特性からスケーラビリティが限定されてしまいます。例えば、ビットコインはどんなにマイナーの数が増えても1秒間で7トランザクションの数は変わりません。

今回は、そのような制約を受けないConstellationというDAGベースのパブリックチェーンをご紹介します。

ConstellationはICOを行わず、既に取引所に上場しています。シンボルはDAGになります。

Constellationとは

[the_ad id=”7860″]Constellationは新しいタイプのブロックチェーンです(厳密にはデータ構造はブロックチェーンではありません)。

これまでのブロックチェーンでは、どうしてもスケーラビリティの問題が存在していました。

スケーラビリティの問題で一番顕著なのが、ビットコインです。スケーラビリティを大幅に改善するにはハードフォークをしなければならないため、利用者やマイナーにとって混乱を招くのが常でした。現在では、ビットコインのフォークチェーンは20以上も存在しています。

このように、ブロックチェーンを拡張していくのは一筋縄でいかず、その都度ハードフォークするのも現実的ではありません。

Constellationでは全く新しい考え方を導入し、水平的にスケーラビリティを拡張できるチェーンを提供します。

Constellationのスケーラビリティの優位性

Constellationでは、スケーラビリティを上げるためにMapReduceに似た考え方に基づき、水平スケーリングを行うことができます。

MapReduceとは、分散コンピュータ環境で大規模なデータを並列分散処理するための枠組みになります。入力データを分割して処理し、最終的に1つのデータに集約して出力します。

MapReduceの考えをを取り入れたConstellationの水平スケーリングでは、ユーザーがネットワークに参加するにつれて、取引のスループットが上がっていきます。

つまり、Constellationでは従来のブロックチェーンのようなスケーラビリティの上限が存在せず、どんどんスケーラビリティを拡張することができるのです。

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Constellationの特長

それではConstellationの特長を見てみましょう。

水平的にスケーラビリティを拡張できる

Constellationの一番の特徴は水平的にスケーラビリティを拡張できる点にあります。

前述の通り、Constellationは分散型コンピューティングの考え方に基づきスケーラビリティを拡張できるため、ユーザー数が増えていくとネットワーク要領がどんどん上がっていきます。

トランザクションが高速

Constellationでは、1秒あたりのトランザクション数の上限がありません。これはConstellationが水平的にスケーラビリティを拡張できる

Constellationにおけるチェーンのデータ構造はブロックチェーンではなくDAGになります。DAGとはDirected acyclic graphの略で、日本語にすると有向非巡回グラフと呼ばれます。

データ構造の違いは、ブロックチェーンはデータをブロック内に貯めていき、ブロックとして生成していくのに対して、DAGではやってきたデータを既存のチェーンにペタペタと付けていくイメージになります。

その特徴から、DAGではそもそもトランザクションが高速化できるメリットがあります。

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トランザクション手数料がかからない

既存のメジャーなブロックチェーンでは、トランザクション手数料がかかります。

Proof-of-Workを採用したビットコインやイーサリアムはマイナーにトランザクション手数料を払います。Proof-of-Consensusを採用したリップルでも少額ですが、取引を承認したノードに手数料を払います。

しかし、ConstellationではProof-of-Memeという全く新しいコンセンサスアルゴリズムを採用します。このアルゴリズムでは、利用者はトランザクション手数料を取られることはありません。

“Meme”とは、ノード間で伝えられる情報の単位のことを指します。Constellationのホワイトペーパーでは、「普及可能な模範的なアイデアや行動を表す確かな単位」という難しい表現が使われています。

その意味はさておき、要は善意ある行動には報酬を与えるという考え方です。ネットワークにおける評判スコアを定め、Memeが承認を行うことで、スコアに応じてネットワーク上から新たなトークンが割り当てられます。

分散化されている

従来のブロックチェーンでは、承認ノードのパワーバランスが偏っていました。

ブロックチェーンで使われる2大コンセンサスアルゴリズムには、Proof-of-WorkとProof-of-Stakeがあります。

Proof-of-Workではマシンパワーを多く用意したマイナーにパワーバランスが偏ります。Proof-of-Stakeでは大量のトークン保有者にパワーバランスが偏ります。いずれも資本力が大きいプレイヤーが有利になります。

ConstellationではProof-of-Memeという評判ベースのコンセンサスアルゴリズムを採用するため、資本力の優劣に関係なく、チェーンのノードが維持されます。結果的にパワーバランスが分散されたチェーンになります。

スマートコントラクトを使える

Constellationでは、スマートコントラクトを利用することができます。

スマートコントラクトとは、プログラミングにより契約を自動化する技術で、イーサリアムがスマートコントラクトを採用する代表的なブロックチェーンです。

Constellationは、スマートコントラクトをマイクロサービスとして提供します。スマートコントラクトはJVM上で動作するマイクロサービスになります。

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ロードマップ

  • 2018年4月:マーケティング開始、ホワイトペーパー公開
  • 2018年5月:ホワイトリスト登録
  • 2018年6月:開発者向けポータル、アンバサダープログラム、Constellationファンド
  • 2018年7月:エアドロップ1回目イベント、テストネット稼働

Constellationの上場先

2018年7月14日現在、Constellationは以下の取引所に上場しています。シンボルはDAGになります。

括弧は取引を行うことができる通貨になります。

DAGの取引全体に占めるKucoinの割合が94.02%となり、流動性の観点から実質的な取引所の選択肢はここしかありません。

しかし、Kucoinは日本居住者向けサービスが停止されています。VPNサービスを使えば、この制限を迂回することもできますが、やる場合はくれぐれも自己責任でお願いします。

Constellationに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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