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Kyber Networkの動向まとめ(2018年4月版)

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Ethereumの創始者がアドバイザーをしている分散型取引所「Kyber Network」ですが、取引所のサービスを向上すべくどんどん新たなパートナーシップ契約を締結しています。

Kyber Networkはどのような企業と契約して、どのように便利になっていくのでしょうか。直近の動きを追ってみました。

そもそもKyber Networkとは?

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従来の Kyber Network が出来る前に存在していたEtherDeltaのようなDEXは、相当使い勝手が悪く、また即時取引ができないというデメリットがありました。従来のDEXの欠点を補うべく作られたのが Kyber Network になります。

また、DEXだと高くなっていた取引コストを、Kyber Networkでは低く抑えられるようになっています。

Kyber Networkのトークン(KNC)はどこに上場しているのか?

取引所独自のトークンがあるのはもはや当たり前となりましたが、Kyber Networkにもきちんと取引所独自のKNCトークンが存在しています。

現在は、主に以下の取引所に上場しています。

  • Huobi (BTC建てで売買可能)
  • Binance (BTC, ETH建てで売買可能)
  • Liqui (BTC, ETH, UDFT建てで売買可能)

KNC全体の売買に占める各取引所の割合は、Huobiが73.90%、Binanceが14.95%、Liquiが7.62%となります。

KNCを売買する際は、流動性の観点からできるだけ売買高が多い取引所を選択することをお勧めします。

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Kyber Networkのトークン(KNC)の値動き

2017年9月に上場したKNCは、12月まで1ドル台で推移をし、1月10日に5.84ドルを付け撒いた。

その後は、価格を切り下げて行き、2018年4月現在は上場後停滞期と同水準の価格帯となっています。

KNCの値動き 2018/4/9時点

KNCの値動き 2018/4/9時点

リアルタイム価格価格は、以下になります。

Kyber Networkの主なニュース

  • 2018年3月30日:ETHLendとの提携を発表
  • 2018年3月21日:imTokenとのマーケティングキャンペーンを実施
  • 2018年3月19日:Kyber Networkのパブリックベータ版が稼働開始
  • 2018年3月13日:Tracetoとの提携を発表
  • 2018年3月13日:共同創業者のDr. Loi Luuが日本のミートアップイベントに出席
  • 2018年2月16日:Selfkeyとの提携を発表
  • 2018年2月13日:Wanchainとのパートナーシップ契約を発表
  • 2018年2月11日:Kyber Networkのメインネットパイロットが稼働開始

特筆すべきニュースは、以下で概要をご紹介します。

2018年3月30日:ETHLendとの提携を発表

Kyber Networkは、ETHLendとの提携を発表しました。

ETHLendは、仮想通貨の貸し借りを行う分散型のサービスです。ETHLendでは審査がなく貸し出し利率も自分で設定し契約がすべてスマートコントラクトを通して行われます。そのため、透明性が高くトラストレスで貸し借りを行うことができます。

ETHLendでは、ETHLendのトークンLENDを交換に使う基軸通貨として扱うことになりました。すべてのERC20トークンとLENDの通貨ペアで取引を行うことになります。Kyber Networkの即時交換機能を用いることによって、ETHLandのサービスの利用性が向上します。

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2018年3月21日:imTokenとのマーケティングキャンペーンを実施

Kyber Networkは、世界でも人気が高いウォレットプロバイダーである imTokenとのキャンペーンを3月21日から4月21日まで行います。

このキャンペーンでは、新たにリリースされた imToken 2.0 に盛り込まれた新機能のうち、Kyber Networkが提供する仮想通貨の即時交換機能になります。imTokenの利用者は、他の仮想通貨を手に入れたい場合、ウォレットからいったん送金する必要がなく、Kyberが提供する即時交換機能によってシームレスに仮想通貨を交換することができます。

キャンペーンでは、再案アップすると仮想通貨をエアドロップ、トップトレーダーに報酬を与えるコンテストに報酬を与えるなどの特典が用意されています。

2018年3月13日:Tracetoとの提携を発表

Kyber Networkは、Tracetoとの提携を発表しました。

Tracetoは、ブロックチェーン分野でより強固なKYCチェックを推進しています。

Kyber NetworkとTracetoとの最初の連携はKyber NetworkのICO時からありました。当時はTracetoの親会社がKYCプロセスの自動化対応を行いました。しかし、それ以来疎遠になっていました。

今回の提携により、Kyber Networkは再びTracetoと密に連携することになります。TracetoのプラットフォームによりKYCプロセスを強化し、各国の規制への対応義務を果たすことがより容易になります。

2018年2月16日:Selfkeyとの提携を発表

Kyber Networkは、Selfkeyとの提携を発表しました。

この提携により、Selfkeyウォレットの利用者は、ウォレットアプリ内で様々なERC20トークンを交換することができるようになり、容易にKNCやKEYと売買できるようになります。

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2018年2月13日:Wanchainとのパートナーシップ契約を発表

Kyber Networkは、Wanchainとのパートナーシップ契約を行いました。

Wanchainは、クロスチェーンソリューションで、異なるブロックチェーンを相互接続することができます。

Kyber Networkは、Wanchainの3つの分野(アドバイス、交換の創出と流動性の提供、PeacePelayプロジェクト)で協力する予定です。

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Kyber Networkに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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