仮想通貨相場の下落が止まりません。2018年6月24日時点では、ビットコインは60万円台に突入し、NEMは10円台になりました。
[the_ad id=”7860″]これだけ下がると、自分の資産の評価額がどんどん下がっていくため、恐怖を覚えている人も多いことでしょう。
果たして仮想通貨はどこまで値下がりしていくのでしょうか。そして相場の底入れはどのように判断すればいいのでしょうか。
私が今まで相場を観察してきた経験をもとに、これらの判断をするために注目する点をまとめました。
ビットコイン相場はいったいどこまで下がるのか?
相場の行方を考えるには、仮想通貨の王者であるビットコイン抜きに考えることはできません。
未来のことは誰も予想できないため、ビットコイン相場がどこまで下がるのかは正直なところ分かりませんが、相場ではある程度人々が意識する価格というものが存在します。
目先で意識される代表的な価格は、次の通りになります。ビットコイン価格は取引所によって差があるので、厳密にはこれらの価格”付近”が意識されることになります。
- 2018年02月06日の安値:650,000円
- 2017年11月12日の安値:626,328円
- キリの良い額:650,000円、600,000円、550,000円、500,000円
チャートで見ると以下のようなポイントです。
本記事の執筆時点では、ビットコインの価格は657,000円程度でした。
この時点からだと、まずは目先は650,000円が意識され、そこを割ると次は626,000円付近が意識され、さらにそれを割ると600,000円・・・といった展開になることが予想されます。
そして、多くのトレーダーが損切ポイントを上記の場所に置いていると思われます。
価格が上昇するには、相場の売り圧力が軽くなることが必要になるため、いったんそれらの価格を割って損切りが多く発生し、売り圧力が軽くなってから再度上昇する動きになることが予想されます。
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相場の目先の底を判断するためのポイント
それでは、意識する価格帯を頭に入れた上で、次は何を注目すれば良いか見ていきましょう。
チャート上で大きな出来高を伴った大陰線が出るか注目する
ビットコインを買っている人たちは、それを売って利益確定を狙おうとします。
つまり、ビットコインを持っている人が多いと皆が利益確定を狙っているため、潜在的な売りの需要が大きい状態になります。これが売り圧力が高いという状態です。
しかし、価格が上昇するためには、売り圧力が高いと少し上昇しても利益確定などの売りに押され価格が下がってしまいます。
そのため、再度価格が大きく上がるためには、売り圧力が一気に解消されるイベントが必要になります。それが、多くの人がビットコインを手放すことです。
具体的には、以下のような手放され方の連鎖が起こります。
- 損切でビットコインを手放す。
- 急激な下落の恐怖に耐えられず、ビットコインを手放す。
この時は、売りが売りを呼ぶので急激な価格の下落を伴います。
チャートではそれが大陰線(ローソク足チャートの場合)と大きな出来高となって現れます。
この現象は他の下落時と比べても、明らかに下落幅と出来高が大きいので割と簡単に判別できることでしょう。
社会現象に注目する
続いては、社会現象に注目します。
「総悲観は買い」という言葉があるように、多くの人が悲観的になっているかに注目します。Twitterが一番判断しやすいことでしょう。
具体的には、以下のようなツイートがある時に総悲観と判断します。
- 「仮想通貨はもう終わりだ」とツイートする人が増える。
- 「もう仮想通貨を引退します」とツイートする人が増える。
- 「BTC-FXで追証が払えなくなりました」とツイートする人が増える。
不謹慎ですが、これらの理由で自殺宣言をする人が出てくると、ますます底入れ判断の精度が高まります。
また、普段仮想通貨に注目していない人が「仮想通貨の値段が下がりまくってやばいんでしょ?大丈夫?」と話しかけてくるのも、判断材料の1つとなります。
いかがでしたでしょうか。
下落のチャンスをつかみ、今後の仮想通貨戦略を有利に展開ですることができれば幸いです。
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