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UnU Global & Future Trends主催 GLOBAL VIP EVENT 2018 レポート

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2018年12月9日にホテル椿山荘東京でUnU Global & Future Trends主催のブロックチェーンイベントがありました。このイベントでは、韓国の3プロジェクトの日本におけるお披露目が行われました。

このイベントでは「MI-CAP Coin」「Cardiocoin」「NOICON」が紹介されました(リンクがないものは、まだサイト非公開です)。また、この3プロジェクトとの提携先である「OSA Decentralized」の特別プレゼンテーションも行われました。

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主催者挨拶

主催者挨拶はイ・ギフン氏からでした。

イ氏は、本日は今までの仮想通貨市場において、産業と技術を融合させたコインを3つほどご紹介する予定であることを宣言しました。

今の仮想通貨は過渡期になっているので、逆に今こそがチャンスである。今だからこそ本物を見分けられる時期ではないか。皆さんが今日の会社はホンモノだと思って帰ってくれるのではないかと思うと語りました。

イ・ギフン氏

イ・ギフン氏

プロジェクトプレゼンテーション

MI-CAP Coin

まず、MI-CAP Coinに関連するプロジェクトCAP(CT Alliance Platform)を軽くご紹介します。

CAPはスマートシティのプロジェクトで、その中でブロックチェーン技術と既存の技術を活用してスマートシティを実現させます。既に多くの企業が賛同しているといいます。居住者1万人程度の小規模な街をターゲットに、世界の100か所にミニスマートシティを作ろうとしています。日本だと千葉の印西や、タイのプーケットも視野に入れています。

スマートシティのCAPエコシステム

スマートシティのCAPエコシステム

今回のMI-CAP COINはSmart MICEの分野で利用するトークンになります。

CAPエコシステムはSmart HealthcareやSmart Governanceなど9分野の都市があり、Smart MICEはホテル&レジデンス、展示センター、オフィス、交通機関、フードストリート、ショッピングモールにあたります。

例えば、MI-CAPの利用者が旅行をして空港に到着したとき、スペシャルアレンジメントで移動を手伝ってもらうことができます。MI-CAPを持っていて電子認証が済んでいるので、直接その場所に入場することができ、ホテルやショッピングをそのまま利用できるようになることが見込まれています。

MI-CAPのプロジェクト第1番(日本の千葉)

MI-CAPのプロジェクト第1番(日本の千葉)

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Cardiocoin

Cardiocoinでは、運動をするとトークンを貰うことができます。

実はこの仕組みは真新しいわけではなく、他のプロジェクトもありますが、この仕組みの一番の問題点は不正でトークンを得ようとする人がいることです。例えば、歩いた歩数に応じてトークンを貰うことができる場合、センサーを振って歩数を稼ぐというやり方があります。

そのようなことでユーザにトークンを与えてしまうと、トークンのエコシステムが崩壊してしまいます。CardioCoinではそのような不正を防ぐためのシステムを開発しました。

CardioCoinでは、アウトドアの分野は不正がされやすいため、敢えてインドアに目を向けました。それがランニングマシンになります。スマートフォンでログインして、ランニングマシン上で走ると振動を検知してトークンをユーザに付与していきます。

CadioCoinの母体となる会社は、既にフィットネスクラブのフランチャイズなどの健康分野を事業でやっているため、まずは2020年までに3000万人の会員を取っていきたいと意気込みを見せました。

CardioCoinではランニングマシンの上で走るとトークンが貰える

CardioCoinではランニングマシンの上で走るとトークンが貰える

NOICON

NOICONでも、前述のCardioCoinと同様に運動によりトークンを貰うことができます。

NOICONと連携できる靴を履いて運動し、スマートフォンアプリを起動させるとその運動量に応じてトークンが貰えます。

ここで問題になるのが不正の問題です。NOICONでも不正を防ぐことについて考えられています。

そもそも靴は他人に貸すのが難しいものであり、靴と連携しているスマートフォンを一緒に貸出す人はまずいないと考えられているため不正が難しいという点があります。もう1つ、技術的に靴に体重を計測するセンサーを内蔵し、アプリで登録したデータと一致しないとトークンが貰えないようにします。

このようにして、NOICONではユーザにトークンを付与します。ちなみに、NOICONではトークン付与の仕組みをPOM(Proof OfMovement)と呼んでいます。

NOICONではProof of Movementによりユーザにトークンを付与する

NOICONではProof of Movementによりユーザにトークンを付与する

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OSA Decentralized

最後に、今回のプレゼンテーションをしたプロジェクトと提携しているOSA Decentralized(以下、OSA DC)がプレゼンテーションしました。

OSA DCは、AIと機械学習を使い、流通のコスト削減及び商品の廃棄ロスを減らすためのプロジェクトです。OSA DCのシステムを使うことにより、小売りの流通を効率化し、売り上げのロスや過剰在庫の廃棄を減らそうとしています。

OSA DCはブロックチェーンプラットフォームを採用する前から事業を行っており、既に大手ブランドと取引をしています。ブロックチェーンを採用する前の前身システムでは5%の効率化が達成できています。

直近では、新たに食品業界で売上1位の企業と取引が決定したそうです。

OSAは既にBiboxCoinEggに上場しており、BTCが暴落している相場でOSAの価格は緩やかに維持されており、良い結果だと考えているとそうです。

OSA DCの取引先

OSA DCの取引先

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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