プロジェクト解説

【ICO】Libra Credit:時間と場所に限られないオープンな分散型貸出エコシステム

プロジェクト解説
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日本人にとってはネガティブなイメージが付きまとうお金の貸し借り。しかし、経済発展にとっては絶対的に必要な要素になります。

そんな、お金の貸し借りは、仮想通貨界にあるようでありませんでした。そのため、覇権を取るべく現在複数のプロジェクトが動いています。有名どころだと、SaltやETHLendでしょうか。

そのような競合がある中で、投資ファンドからきちんと資金調達をしてさらに包括的なことをしようとしているのがLibra Creditです。

Libera Creditは著名な仮想通貨投資家Ian氏が気にしている案件でもあります。

はたして、どのようなものなのでしょうか。

Libra Credit概要

[the_ad id=”7860″]昔からある資金調達の手法では、属性や製品、地理的なものに依存した煩わしい審査プロセスがあります。その結果、サイクルタイムが長くなり、資本コストが増してしまいます。これらの問題により、資金が効率的に流れなくなるだけではなく、銀行が相手にできる市場が狭くなってしまいます。

しかし、仮想通貨やデジタル資産は増えている現在は、昔からある手法は時代遅れになってしまいます。

Libra Creditでは、仮想通貨やデジタル資産を考慮に入れ、時間や場所に限られず、手間のかからないリアルタイムで簡単な貸出しの仕組みを提供します。

Libra Creditの特長

Libra Creditのチームは、既にアジア圏で実績を上げています。ビッグデータ解析を用いて、AIを用いたクレジット評価や既存のグローバルなパートナーシップを有しています。

それらの実績を活かし、Libra Creditでは次のような特徴を持ったクレジットサービスを提供します。

柔軟な貸出形態

Libra Creditでは、3つの柔軟な貸出形態が用意されています。

  • 仮想通貨担保型の法定通貨(例:USドル)の貸出し
  • 仮想通貨担保型のステーブル通貨(例:Dai)の貸出し
  • 仮想通貨担保型の仮想通貨(例:BTC, ETH)の貸出し

ご覧のように、従来の貸し出しシステムで借りることができる法定通貨の他、仮想通貨も借りることができます。

これらはいずれも、仮想通貨を担保にできます。

今までは急きょ現金が必要になると、仮想通貨を清算して現金化するか、従来の貸出しシステムを用いて借り入れをするかのどちらかでした。前者だと余計な手数料と売却益に対して税金を課されてしまい、後者だと自分の信用情報にキズが付いてしまいます。

Libra Creditでは、これらのことから解放されるのです。

高速な審査&貸出し

Libra Creditは、審査が高速で入金されるまでが短期間です。入金されるまでデジタルウォレットであれば数分、銀行口座であれば1営業日で入金されます。

それては、借り手が貸出しを受け取るまでの流れを見てみましょう。

1. 借り手:オンラインで請求書を記入して申請

2. Libra Credit:身元確認 (必要に応じて、検証パートナーに情報照会) ←自動で処理

3. Libra Credit:AIを使って信用評価、貸出し条件を作成 ←自動で処理

4. 借り手:貸出し条件を承諾

5. 入金 ←自動で処理

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競合サービスとの比較

Libra Creditと競合サービスとの比較になります。

大きく異なるのは、貸し手が誰になるのか?ということです。Libra Creditでは、貸し手に金融機関やパートナー企業が控えています。それに対し、他のプラットフォームでは、ネットワーク上の第三者が貸し手となります。

Libra Creditの今までの実績が、他サービスより有利に働いているように想われます。

サービス名(シンボル) Libra Credit Salt Coinloan Everex ETHlend
LBA SALT CLT EVX LEND
ビジネスモデル 分散型融資
エコシステム
分散型融資
プラットフォーム
分散型融資
プラットフォーム
分散型融資
プラットフォーム
分散型融資
プラットフォーム
サービス種別 仮想通貨担保型の法定通貨/仮想通貨ローン
(最終的には全資産クラス)
仮想通貨担保型の法定通貨/仮想通貨ローン 仮想通貨担保型の法定通貨ローン 資産譲渡、借入れ&送金 仮想通貨担保型の法定通貨ローン
貸出資金源 ステーブル通貨パートナー、
金融機関、個人投資家
P2Pの貸し手 P2Pの貸し手 自己調達 P2Pの貸し手
貸出サービスの経験 あり あり なし あり なし
担保に基づく評価 あり なし なし なし なし
サードパーティとの
データ連携
あり なし なし なし あり
流動性ネットワーク パートナーシップ
&自社
パートナーシップ パートナーシップ パートナーシップ パートナーシップ

Libera CreditのトークンLBA

Libra Creditでは、プラットフォーム上でLBAトークンを使用します。このトークンはICOで入手することもできます。

LBAトークンは、以下の用途で使われます。

  • メンバーシップ:プラットフォームへのアクセス料金、借り手がローン申請を行うことができる。
  • 利用料:Libera Creditで取引を行った場合の利用料になります。(例:成功したトランザクションのサービス料)
  • 報酬:サービス開発に貢献した人、Libra Creditに貸し手を紹介した人に紹介料が支払われます。
  • ガバナンス:トークン保有者は、Libra Creditのプロジェクトやプラットフォーム開発への提案に投票できます。

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ロードマップ

Libra Creditでは、これからトークンセールを行う予定です。主なロードマップは、以下の通りになります。

  • 2017年Q4:Libra Credtのアイデア構築
  • 2018年Q2:LBAトークンセール、トークンアクティベーション
  • 2018年Q3:Libera Creditプラットフォーム(デスクトップ版)の立ち上げ、仮想通貨担保で法定通貨/仮想通貨の貸出しに対応
  • 2018年Q4:Libera Creditモバイルアプリの立ち上げ
  • 2019年:パートナーシップを拡大し、その他デジタル資産担保で法定通貨/仮想通貨の貸出しに対応
  • 2020年:パートナーシップを拡大し、デジタル/金融/物理資産担保で法定通貨/仮想通貨の貸出しに対応

ICOに参加するには

ICOのパブリックセールは2018年5月より開始されます。

  • ICO期間:2018年5月1日から5月14日
  • トークン名:LBA Token
  • シンボル:LBA
  • 発行枚数:1,000,000,000 LBA (うち、供給 80,000,000 LBA)
  • ソフトキャップ:なし
  • ハードキャップ:12,000,000 USD
  • 支払い可能通貨:Ethereum (ETH) ※USD価格で計算されます。
  • レート:1 LBA = 0.1 USD
  • 売れ残りが出た場合の対応:なし

Libra Creditに関する情報

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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