プロジェクト解説

【ICO】保険に真の相互扶助を取り戻すプラットフォーム Uinzon (UZN)

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先立ってAirdropが開催中のUnizon(UZN)は、一部の人たちの間で期待のICOともてはやされています。果たしてどのようなプロジェクトなのでしょうか。

Unizonの概要

[the_ad id=”7860″]Unizonは、保険の原点に還る相互扶助プロトコルを提供し、ブロックチェーン技術によるインシュアテックイノベーションを起こすプロジェクトです。

時代の移り変わりとともに、保険ニーズの形態が急速に多様化してきているため、厳冬的な保険は個々のニーズにこたえるだけの柔軟性にかけてしまします。Unizonでは、そのような保険にニーズの変化に対応する相互扶助のプロトコルの構築を行います。保険プランを個人が自由に作成、そしてその立ち上がった保険プランの中から意義を得たユーザーが自由に加入する事ができます。

しかし、Unizonでは既存の保険業界を破壊するのではなく、既存の保険商品に適合しないあふれ出たユーザーの受け皿になることを目的としています。主なターゲットは、年間所得が購買力平価ベースで3000ドル以下の開発途上国の低所得階層になります。

Unizonは保険会社ではない

Unizonは保険会社ではありません。保険または保険のような姿をした相互扶助をユーザー同士で成立させるネットワークになります。

Unizonでは、ユーザーが保険プランをを企画します。そのプランに意義を感じたユーザーが自由に保険に加入します。

加入グループに集まった保険料が、共有資産としてプールされ、お互いでリスクヘッジをします。ここで、注目すべきは保険料が運用されないということです。

保険料を運用せずに共有資産にプールすることことによって、伝統的な保険業務で存在していた業務プロセスが不要になり、事業コストを削減することができます。そして、不透明な資金管理に陥ることがなくなります。

また、保険金の支払いが想定より少なく、共有資産に余剰金が生まれた場合、加入グループのユーザーに分配されます。

このようにUnizonではシンプルな資金の動きをしますが、手数料がゼロになるわけではありません。Unizonの維持・拡大に利用されるため、保険料の中から僅かな額が手数料として徴収されます。

保険プランをユーザーに委ねても大丈夫か?

保険プランに加入するユーザーであれば、誰しもが疑問に思うことでしょう。一見、無尽蔵に保険プランが立案されるように見えますが、目的が不明瞭な保険は当然ながら評価されずユーザー側で自浄作用が働き結果的に淘汰されていくと考えられています。

ただし、これは理想論であることをUnizon側も認識しており、善意だけでは不正による資金流出リスクを防ぐことは難しいと見られています。しかし、絶望しているわけではなく、テクノロジーの発達でさらに近づけられるとの目算があります。

またAIを使い、補償内容から導き出された保険料や、想定リスク発生率をもとに下限募集ライン(ソフトキャップ)を算出します。

実際の支払請求時は、複数の監査アカウントが監査メンバーとして選出され、請求に関する監査を行い、70%以上の決議された場合のみに請求が行われるようになっています。

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Unizonの優位性

Unizonが稼働した場合、伝統的な保険会社と比べ大きく3つの優位性が生じます。

  1. エージェントまたはブローカーを不在とする直接取引
  2. 完全なる手数料収益モデルにしているため、利益相反がない
  3. 収益性を求めた事業性の保険商品ではなく、完全に個人同士の相互扶助

エージェントまたはブローカーを不在とする直接取引

伝統的な保険では、保険マンや代理店が保険の販売を行っていました。そのため、取次手数料や人件費が生じるため、ユーザーにとっては見えない高額な手数料が生じていました。

Unizonでは、これらの手数料が不要になるため、ユーザーに対する還元が大きくなります。

具体的には保険料の10%がUnizon側に徴収されます。伝統的な保険では初年度保険料の約70-120%。2年目以降が約4-6%の相場となるため、格安な手数料と言えます。

Unizonの手数料

Unizonの手数料

完全なる手数料収益モデルにしているため、利益相反がない

Unizonでは、ユーザーが支払った保険料は加入者グループにプールされ共有資産となります。共有資産は運用されることがないため、伝統的な保険会社であった運用損失が生じることはありません。

収益性を求めた事業性の保険商品ではなく、完全に個人同士の相互扶助

伝統的な保険会社では、事業体である以上会社の利益が求められ、それが時にはユーザーの利益を侵害することも少なくありませんでした。

しかしながら、Unizonは個人同士の相互補助のプラットフォームであるため、低所得層でも加入可能なマイクロ保険、ニッチな分野のリスクにフォーカスした保険など、これまでにない保険商品が誕生する可能性があります。

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Unizonで使用されるUZNトークン

Unizonでは、UZNトークンが使用されます。

UZNトークンは、保険料の支払いと保険金の受け取りで使用されます。保険料や保険金は米ドルを基準として算出されます。

保険金の支払いが想定より少なく、共有資産に余剰金が生まれた場合の分配にもUZNトークンが使用されます。

また、保険プランの企画者に対して、報酬として保険料の0-3%がUZNトークンで支払われます。

Unizonのロードマップ

この記事をご覧になっている方にとって一番気になるテーマが、クラウドセールと取引所に上場になることでしょう。

クラウドセールは3段階に分かれ、2018年3月15日から7月31日にかけて実施されます。詳細は次項をご覧ください。また、取引所への上場は既に決まっていますが、秘密保持契約によるため、どこになるかは現段階で非公開となっています。

Unizonのロードマップ

Unizonのロードマップ

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ICOへの参加方法

Unizonのトークンセールは、以下の通りに実施します。

  • 日程:2018年3月15日-7月31日 (3段階に分け実施)
  • トークン名:UZN Token
  • シンボル:UZN
  • 最大供給数:520,000,000 UZN
  • ソフトキャップ:30,000,000 UZN
  • ハードキャップ:180,000,000 UZN
  • レート:1 UZN = 0.2 USD

ICOのクラウドセールは3段階に分け実施されます。

  • アーリーバードステージ:2018年3月15日-3月31日
  • ミドルステージ:2018年5月15日-5月31日
  • ファイナルステージ:2018年7月15日-7月31日

アーリーバードステージでは、最初の48時間では100%のボーナスが付与され、下限でも50%が付与されるようになっています。

UnizonのICOのタイムライン

UnizonのICOのタイムライン

Unizonに関する情報

Unizon紹介ページには、ICOアナリストとUnizon創設者兼CEOのDonald氏の対談が載っています。ホワイトペーパーを読むより理念が判りやすいかもしれませんので、是非この機会に読んでみることをお勧めします。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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