勉強会用

なぜ取引所トークンを売買すべきなのか?

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この記事は、私が知り合いの暗号通貨勉強会のいちパートで話した内容を、当ブログを見ている人向けにまとめたものになります。

第1回目は「なぜ取引所トークンを売買すべきなのか?」という内容になります。

取引所トークンとは?

[the_ad id=”7860″]取引所トークンとは、その取引所で使うことができる専用のトークンになります。

保有していることで取引所において色々な特典を受けることができます。

一般的に、取引所トークンを保有していると以下のような特典があります。

  • 取引手数料が割引になる。(よくあるのが半額オフ)
  • 新規に上場する仮想通貨の投票権を得られる。
  • 取引所の利益が配当される。

なぜ取引所トークンを売買すべきなのか?

取引所トークンはROIが総じて高いという点になります。

ROIとは投資収益率(Return on Investment)の略になります。投資した資金に対し、いくらのリターンが得られたのかという指標になります。当然ながら、値は高ければ高いほどOKです。

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代表的な取引所トークンのICO価格とその後の価格推移

代表的な取引所トークンのICO価格とその後の価格推移について調べてみました。

価格の部分はすべてUSD換算になります。

Binance COSS.IO KuCoin OKEx Huobi QUOINEX Bibox
トークン BNB COSS KCS OKB HT QASH BIX
ICO価格 0.10 0.03 0.22 1.00 1.52 0.24 0.17
上場日 2017/07/14 2017/09/20 2017/09/16 2018/03/26 2018/02/01 2017/11/06 2017/11/26
5月10日 価格 14.49 0.25 4.18 2.87 3.55 0.72 0.91
ROI
(倍率)
14,390%
(144.90倍)
733%
(8.33倍)
1,800%
(19.00倍)
187%
(2.87倍)
133%
(2.33倍)
200%
(3.00倍)
435%
(5.35倍)

上記はトークン価格だけに注目したパフォーマンスです。ご覧のようにどれも高パフォーマンスを叩き出しています。

配当が出る取引所の配当までは考慮していません。

取引高が非常に少ないCOSS.IOのCOSSでさえ8倍になっています。また、2018年に上場した歴史が浅い取引所トークン(OKB, HT)でも2倍以上になります。

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取引所トークンで割安なものは何か?

そもそもトークンの割安な指標は存在しないので、以下の独自の仮定で考察を行いました。

  • 取引所の売買高は、取引所の価値となる指標である。
  • 取引所の価値は、取引所トークンの価格に反映される。

要は「たくさん売買されている取引所のトークンは高い」という考え方になります。

考察の結果、2018年5月7日時点のデータではHuobi(HT)とOKEx(OKB)が割安であると判断できました。

具体的なデータを交えた詳細は、過去の記事「取引所の売買状況から見る、割安な取引所トークンとは? (2018年5月版)」をご覧ください。

いまICOを行っている取引所で有望株は?

私の調べた範囲では、現在ICOを行っている取引所は以下の通りになります。

リンクをクリックすると、それぞれのICOの説明記事にジャンプします。Coins.Exchangeだけまだ記事を作っていません。後日公開します。

  • WOTER:中央集権+分散型の良いとこ取りをしたハイブリッド取引所。FIATとの交換もできる。
  • ECX Exchange:取引手数料ゼロの分散型取引所。
  • Nenon Exchange:高速取引可能なNEOベースの分散型取引所。
  • bitarq:初心者に優しいインターフェースを謳う取引所。世界最高レベルの安全性を掲げている。
  • SafeCrypt.io:世界一の安全をかかげている取引所。
  • CryptalDash:投資家向け、匿名取引に特化したクロス取引所。
  • Coins.Exchange:NASDAQがパートナーについている取引所。

各取引所をサマライズした記事は「百花繚乱!未稼働取引所の有望株を探せ (2018年5月版)」よりご覧になります。

私自身が、特に有望だと考えている取引所は以下の2つになります。

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有望だと思われる取引所:CryptalDash

CryptalDashは、世界で最もITが進んだ国であるエストニアの取引所です。

  • 取引高において世界トップ5位以内を目指している。
  • 機関投資家向けの機能(超高速取引(HFT)、ダークプール取引)を備える。
    ※ダークプール取引:一般取引の場で売買せずに、秘密裏に売買をすることができる取引の場です。
  • 世界初のDASHペアを使った通貨取引ができる。
    ※DASH:匿名取引ができる通貨の1つ。
  • 複数の取引所を跨いだ取引が可能で、将来的にはアービトラージが搭載される。
  • テストネット上であるが、既にベータ版の取引所が稼働している。
    ※ベータ版があるのは、プロジェクト実現性の高さを示しています。(=堅いICO)

マネーロンダリング禁止が叫ばれているご時世で「マネーロンダリングどんとこい!」と思わせるような匿名取引がサポートされています。

そのため、DASHを経由していわゆる「汚い金」も流れてきやすい傾向にあると予想されます。

結果として取引高が大きく膨らむ取引所になるのではないかと考えられます。CryptalDashは6月19日までICOを実施しています。

有望だと思われる取引所:Coins.Exchange

Coins.Exchangeは、NASDAQが技術開発に関わっている取引所になります。NASDAQは、日本円にして1日に3.2兆円の証券が売買されている世界第2位の証券取引所です。バックが強力という点では、他の取引所ICOとはケタ違いの規模になります。

5月11日時点では、ICOはプライベートセール(縁故者への販売)段階になり、パブリックICOは6月15日予定になります。

  • 仮想通貨の他に仮想通貨のデリバティブ(CFD、バニラオプション、デジタルコントラクト)を売買できるようになる。
  • 一般利用者向けには、円やドルなどのFIATを入金し、仮想通貨の売買ができるようになる。
  • 機関投資家向けには、超高速取引(HFT)やICOプラットフォームが提供される。
  • 5月時点ではエストニアのみ取引所のライセンスを取得済み、その他キプロス、英国、米国、香港、日本でもライセンスを取得予定。

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まとめ

取引所トークンのROIは非常に優れており、取引所トークンの購入は良い投資と言えます。

既に上場済みの取引所でも割安なものがあり、ICOでは安価で取引所トークンを購入できる可能性があります。

当記事で取り上げた取引所

稼働済み取引所

ICO段階の取引所

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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