プロジェクト解説

【ICO】ICOVO:投資家に安心を提供するICOプラットフォーム

プロジェクト解説
スポンサーリンク

仮想通貨の相場価格は下落して、投資家心理は冷え込んでいるものの、ICOの件数は相変わらず多い状況が続いています。

そして、中身がお粗末で資金調達後にプロジェクトを中断して投資家のお金を持ち去って消えてなくなるプロジェクトが後を絶ちません。

そのようなICOの問題を解決すべく、ICOVOが安全なICOを行うことができるプラットフォームを作るべくICOを行っています。

ICOVO概要

[the_ad id=”7860″]

ICOVOは安全なICOを実施するためのICOプラットフォームを作るプロジェクトです。

実は既に安全なICOを実施するためのICOプラットフォームは、非中央集権型のDAICOと呼ばれるプラットフォームが存在しています。DAICOでは、ICOで資金調達をした全額をプロジェクト側に渡さすことはせずに、プロジェクトが進むごとに投資家の投票によって少しずつプロジェクト側に資金を渡す仕組みを提供します。

ICOVOでは、非中央集権型のDAICOだけでは安全なICOプラットフォームの提供は不完全としており、DAICOの仕組みを取り入れた非中央集権型のシステム「DAICOVO」+中央集権型のシステムの両方を取り入れることにより、さらに安全なICO環境の提供を目指します。

ICOVOにより、投資家とプロジェクトの双方にメリットが生まれます。投資家は資金を全額持ち逃げされるリスクを回避することができます。プロジェクト側はICOVOを採用することにより、投資家にきちんとしているプロジェクトであるとアピールすることができるため、投資家から信頼を獲得し、資金調達がより簡単になります。

ICOVOで解決すること

ICOVOでは、これまでのICOで問題とされていた問題を解決します。

★を付けた内容は詳細に後述します。

ICO投資家視点:

課題1:ICOプロジェクトが中止、凍結になっても資金が返金されない
解決1:DAICOVOを利用することで、返金が可能になる★

課題2:ICOプロジェクトの詐欺を見抜くのが難しい
解決2:ICOVOが定めるKYC/AMLとプロジェクト進捗状況の開示情報が判断の目安として使える★

課題3:KYC用に撮影されたパスポートは写真加工ソフトで簡単に偽造できてしまう
解決3:ICOVO Appの KYC/AML専用の写真アップローダーは、撮影した写真の加工ができない仕組みになっている

課題4:ホワイトペーパーのフォーマットが個々に異なっておりICOプロジェクトの比較がしにくい
解決4:ICOVO Webでは、全てのプロジェクトに共通した項目を同じフォーマットで提供

課題5:ホワイトペーパーが改竄される
解決5:ICOVO Webでは、ブロックチェーンとIPFSを使ってホワイトペーパーを改竄できないようにしてあるので、手元にホワイトペーパーを保管していなくても、いつでもICO時に公開されたホワイトペーパーを閲覧できる★

課題6:ICO投資の敷居が高い
解決6:ICOトークンに最適化されたICOVO Appを使うと、トークンセールへの参加、トークンの管理が簡単にできる★

課題7:DAICOによる資金返還などの起案、投票が難しい
解決7:ICOVO Appを使うと、調達された資金管理に関する起案および投票に簡単に参加できる★

[the_ad id=”7916″]

ICOプロジェクト発案者視点:

課題1:ICOのためのトークン発行システムの開発をしなくてはならない
解決1:DAICOVOとICOVO Appを使うことにより開発は不要

課題2:ICOを成功させるためにICO投資家から信頼を得たい
解決2:ICOVOが定めるDAICOVOの実装、KYC/AMLの実施およびプロジェクト進捗状況の開示することによって、プロジェクトがクリーンで真摯である姿勢が伝えられる★

課題3:ICOの相談をしたい
解決3:ICOVOではビジネスモデルの企画からICOまで全て無料相談を行なっている

課題4:ICOを実施するための資金がない
解決4:ICOVOでは初期費用10,000 USD。ICOが成功した場合には決められた割合で成功報酬を課金する。失敗した場合には初期費用のみ。

課題5:短い期間で大人数のICO投資家のKYC/AMLを実施する体制がない
解決5:KYC/AMLはICOVOが起案者の代行で行なっている

ICOVOの主な特長

それでは、前述の★の付けたところを具体的に見ていきます。

万が一に資金が返ってくるDAICOVOプラットフォームを採用

[the_ad id=”7860″]

ICOVOでは、DAICOの仕組みを実装したスマートコントラクトのDAICOVOを実装します。

通常のICOでは、投資家がトークンを購入すると、プロジェクト側にすべての資金が行ってしまいます。プロジェクトが成功すれば問題ありませんが、一般的に失敗の確率の方が高いものです。

そこで、DAICOVOでは資金をいったんブロックチェーン上にエスクローします。投資家は、プロジェクトの進捗に応じてエスクローされた資金をプロジェクト側に渡して良いかどうかを投票します。投票がYesであれば、プロジェクト側にエスクローされた資金の一部が渡ります。

このようにすることで、万が一プロジェクトが破綻した場合、資金が持ち逃げされるのを防止することができます。

DAICOVOのモデル

DAICOVOのモデル

ホワイトペーパーが改ざんされない

ICOで投資するかどうかの重要な判断材料がホワイトペーパーです。なぜならホワイトペーパーにプロジェクトの内容や事業計画が書かれているからです。

私も実際に経験がありますが、とあるICOを行った取引所が実際に稼働しはじめたら、ホワイトペーパーがダウンロードできなくなってしまいました。そのため、その取引所が本当にロードマップ通りに開発を続けているのかが判らなくなってしまいました。

このように、ホワイトペーパーの公開をプロジェクトに委ねていると、そのプロジェクトが本当にホワイトペーパー通りに進んでいるかを投資家が確認できなくることがあります。

そこで、ICOVOを使ったICOがホワイトペーパーを置く場所にIPFSを採用します。そしてホワイトペーパーのバージョンをブロックチェーンを使い管理します。IPFSとは、平たく言うと非中央主権環境でみんなでファイルを管理していきましょうという仕組みです。Dropboxのサービスが非中央集権化されたと考えていただければOKです。

IPFS+ブロックチェーンにより、ホワイトペーパーが改ざんできなくなり、投資家はICOの初期に発行されたホワイトペーパーの内容を確認できるようになります。

このようにすることで、プロジェクトの透明性を高めることができ、投資家はきちんとした判断材料を得ることができます。

[the_ad id=”7916″]

ICO投資への敷居を低くできる

ICOVOでは、iOS/Android向けにICOVO Appというスマホアプリを提供します。

このアプリには、ウォレット機能が内蔵されているだけでなく、ホワイトペーパーの閲覧からKYC(本人確認)、トークンの購入、管理、DAICOVOに関する投票など、ICOに必要とされる機能が一通りそろっています。

さらに、ウォレットから直接分散型取引所(DEX)に接続できるため、ICOで得たトークンをそのまま売買することができます。

ICOVO App

ICOVO App

ICOプロジェクトとその起案者がICOVOに審査される

ICOに参加する上で重要なことが「そのプロジェクトは、本当に実態があるプロジェクトであるかどうか?」「プロジェクトをしている人間は、本当にしっかりしている人間なのか?」になります。

中央集権的なアプローチになりますが、ICOVOでは規定に準拠したICOプロジェクトだけが扱われるようになります。また、同時にICOプロジェクト起案者がKYC/AML確認を受け、本当に信頼に足る人間なのか審査が行われます。

ICOプロジェクトの信頼度がアップする

今までご紹介してきたように、ICOVOでは投資家保護を徹底的に重視した仕組みを提供します。

このような仕組みを使ってプロジェクトがICOをすることにより、プロジェクトが健全であることを投資家に向けてアピールすることができます。

そのプロジェクトが詐欺ではないかは、誰しもが気にするテーマであるため、ICOVOを使うことでこのようなリスクを極限まで減らすことができます。

[the_ad id=”7916″]

ICOVOのOVOトークン

ICOVOのICOに参加すると、ICOVOプラットフォームで利用できるOVOトークンを手に入れることができます。

OVOトークンは、ICOVOプラットフォームで扱われわれているICOプロジェクトのトークンを25%割引で購入することができます。25%割引の基準にされる通貨はETHになります。

また、OVOトークンをDAICOVOの投票権として使うこともできます。

トークンスペック

  • プラットフォーム:Ethereum
  • トークン規格:ERC20/ERC223
  • トークンシンボル:OVO
  • 総発行数:200,000,000 OVO
  • 最小単位:nOVO = 0.000000001 OVO

ロードマップ

2018年Q1

  • Product:ICOVOプロジェクト発足。DAICO実装したICO支援サービス企画。
  • DAICO:スマートコントラクト DAICOVO仕様検討および要件定義。
    Promotion:コーポレートサイト[icovo.co]開設。スイス、シンガポール、日本で同時プレスリリース配信。
  • ICO:自身のICO準備。

2018年Q2

  • ICO:ホワイトペーパー公開。ホワイトリスト登録、KYC/AML。クローズドセール開始。
  • App:ローカルウォレット機能、ダッシュボード(KYC/AML, ホワイトリスト登録機能実装、ICOVOApp version 1.0.0 7月22日リリース
  • Promotion:ツーク 、東京、シンガポールでイベント実施。
  • Web:ICOVOのICOだけに対応したダッシュボードを実装したICOVO Web version 1.0.0 ローンチ。

2018年Q3

  • ICO:クラウドセール実施、OVOトークン取引所への上場。
  • Promotion:ICOVO News Media (blockchain-insight.ch)開設。
  • DAICO:自身のICOパラメータ設計によるDAICOVO version 1.1.0 ローンチ。
  • Web:White Paperのバージョン管理機能を実装した
  • ICOVO:Web version 1.1.0 ローンチ。

2018年Q4

  • Web:起案者向け管理ページ実装した、ICOVO Web version 1.2.0 ローンチ。
  • App:DAICOVO対応の起案投票機能を実装したICOVO App version 1.0.5 リリース。
  • DAICO:自由にパラメータ設定ができるDAICOVO version 1.2.0 ローンチ。

2019年Q1

  • Product:ICO支援サービス受付開始。
  • Web:ICOVO Web version 1.2.1 ローンチ。
  • App:ダッシュボード(ホワイトペーパー・エクスプローラ、ICOリスト、分散型取引所対応インタフェース)を実装した、ICOVO App version 1.2.0 1月1日
  • リリース。ICOVO App version 1.2.1 ローンチ。
  • DAICO:DAICOVO version 1.2.1 ローンチ。
  • Promotion:ツークにブロックチェーンスタートアップに最適化したコワーキングスペース開設。

2019年Q2

  • Promotion:東京にコワーキングスペース開設。
  • ICO:クローズドセール購入者のハードロック解除。ソフトロック対象者に10%ボーナストークン配布。

2019年Q3

  • Globalization:各国のICOに対する規制状況を確認しながら、拠点のグローバル化開始。

[the_ad id=”7916″]

ICOに参加するには

ICOVOのICOに参加するには、ICOVOの公式ページにアクセスし、カウンターの下にある「WHITELIST | Now Open」となっているリンクをクリックしてユーザ登録をします。

ICOスケジュールに記載されている時間はUTCになります。日本時間は+9時間になります。

プレセール

  • セール期間:2018年9月24日 0:00 – 10月8日 23:59
  • 最大販売数:12,000,000 OVO
  • 価格・特典:1 OVO = 0.3 USD +40%ボーナス
  • 購入に利用できる通貨:ETH
  • 購入価格(最低ー最高):100ー250,000 USD

クラウドセール

  • セール期間 フェーズ1: 2018年11月1日 00:00 – 11月7日 23:59
    価格・特典: +10%ボーナス
  • セール期間 フェーズ2: 2018年11月9日 00:00 – 11月15日 23:59
    価格・特典: +5%ボーナス
  • セール期間 フェーズ3: 2018年11月17日 00:00 – 2018年11月30日 23:59
    価格・特典: ボーナスなし
  • 最大販売数:プレセール終了時に残った枚数
  • 購入に利用できる通貨:ETH
  • 購入価格(最低ー最高):50ー250,000 USD
  • 売れ残り時の対応:売れ残り分は発行しない

トークンスペック

  • ソフトキャップ:5,868 ETH
  • ハードキャップ:60,360 ETH
  • 調達目標:33,533 ETH

ICOVOに関する情報

さらに良い情報をキャッチするために

当ブログでは、情報発信用にLINE@を用意しております。

グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

友だち追加

[the_ad id=”7916″]

スポンサーリンク
この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

Junya Katoをフォローする
TOKEN ECONOMIST(トークンエコノミスト)
タイトルとURLをコピーしました