プロジェクト解説

【ICO】NEX:高速性と安全性を備え合わせた分散型取引所

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※この記事は2018年4月6日に公開されたものを大幅にリニューアルしました。

長い間ICOがペンディングになっていた分散型取引所のNEXのICO日程がついに確定しました。ICOマニアの中では期待の声が多く聞かれる取引所ICOなので、その内容をご紹介します。

NEX概要

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Neon Exchange(以下、NEX)は、次世代の分散型取引所になります。

分散型取引所は、コインチェックのような中央集権型取引所のように利用者のウォレットの秘密鍵を取引所で管理しないため、セキュリティが高いという利点があります。

しかし、取引速度が遅い、同一ブロックチェーンのトークン同士しか交換できない(例:ETHとOMG)といった理由で、使い勝手が決して良くなく、ほとんど使われていないというのが実態でした。

実際に、大手取引所のBitfinexが運営する分散型取引所EthfinexでさえCoinMarketCapの取引所のランキングでは80位程度にとどまっています。

NEXでは、そのような問題を解決したNEOプラットフォームベースの分散型取引所を提供します。

NEXの主な特長

高速な取引で処理待ちのストレスが減る

従来の分散型取引所(以下、DEXと表記)では、仮想通貨の所有権の移転をブロックチェーン上で行う必要がありました。つまり、オンチェーンで処理されていました。

そのため、売買速度がブロックチェーンの特性に依存してしまい、1秒に15処理しかできないEthereumのようなプラットフォームを用いたDEXでは、どうしても大量の売買を捌くことができませんでした。

NEXでは、独自の検証可能なオフチェーン・マッチングエンジンにより、今までのDEXにはなかった大量の取引を処理することができるようになります。取引は、1秒間に10万回の取引を想定しています。

NEX オフチェーン・マッチングエンジン

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異なるブロックチェーンの仮想通貨の取引ができる

NEXでは、異なるブロックチェーンの仮想通貨の取引ができます。

従来からの分散型取引所は、同じブロックチェーン上のトークンの取引しかできませんでした。例えば、Ethereumのブロックチェーンの分散型取引所だと、ETHとOMG(EthereumベースのERC20トークン)のような交換しかできませんでした。

これに対してNEXでは、上記のような制約がなく、ETHとNEOのようなブロックチェーンが異なるトークンの交換ができるようになります。

NEXでは、最初はEthereumプラットフォームとの取引ができるようにし、その後BTCやLTCへと対応するブロックチェーンを拡大していきます。

より柔軟な注文形態が使える

NEXでは、従来のDEXでは利用できない複雑な注文タイプを処理することができます。

現在対応を予定している注文の種類は、以下になります。

  • Limit Order (指値注文):価格を指定して注文することができます。
  • Market Order (成行注文):マーケットのリアルタイムの売り出し価格で買うことができます。
  • Margin Order (信用取引):保有通貨を担保にして、保有通貨以上の売買ができる。

NEXウォレット拡張機能が提供される

NEXのウォレット拡張機能では、NEXのエコシステムにアクセスするための機能になります。

この拡張機能を通じることによって、DAppsやWebサイトの決済をNEXを通してシームレスに行うことができます。

2018年8月28日時点で、Google Chrome向けのNEX Extensionはアルファ版になります。誰でもインストールしてその動きを確かめることができます。

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将来的に分散化銀行サービスを開始

NEXでは短期的には分散型取引所のみを提供しますが、長期的に分散型銀行を提供する予定です。ブロックチェーンを利用して、資産に対するスマートコントラクトを利用した資金管理を提供します。

また、マネージコントラクトに資金を保管し、そこからさらにインデックス投資やP2P融資を行うこともできます。

NEXの分散化銀行

取引所通貨のNEXトークン

NEXでは、取引所通貨であるNEXトークン(シンボル:NEX)が使用されます。

NEX保有者は、NEXが提供する支払いや取引所サービスから発生する手数料収益の一部を配当として得ることができます。

ロードマップ

  • 2018年Q1:Web拡張機能のリリース、フレームワークのリリース、バンキングパートナー向けAPIテンプレートリリース
  • 2018年Q2:取引インターフェイス開発、マッチングエンジン開発、決済レイヤー開発、dApps向けAPI開発
  • 2018年Q3:トークンセール、クロスチェーン対応(ETH系)、トークン購入対応、メインネット取引リリース、ステーキングコントラクトリリース
  • 2018年Q4:高度な取引機能リリース、クロスチェーン対応(BTC, LTC, RPX)、インデックスファンド

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ICOに参加するには

ICOのパブリックセールは2018年9月に開始される予定です。ICOへの参加は抽選制で、 Neon Exchange Lotteryに当選していることが条件です。当選を確認するには、NEX Suiteページにアクセスして当選可否を確認します。

  • ICO期間:2018年9月3日-7日(Round 1)、9月10日-14日
  • トークン名:Nex Token
  • シンボル:NEX
  • 発行枚数:50,000,000 NEX (うち販売枚数 25,000,000 NEX)
  • ソフトキャップ:設定なし
  • ハードキャップ:設定なし
  • 支払い可能通貨:NEO, GAS
  • レート:1 USD = 1 NEX (USDレートは10日間のNEO, GASの平均価格から算出)
  • 売れ残りが出た場合の対応:スマートコントラクトで2年間のロック後、徐々に市場に供給

今回のICOで利用するウォレットはNEOのウォレットになります。どのようなウォレットを使えばよいかは、めでぃあくりぷとさんの「仮想通貨 NEO系ICOの参加方法 by NEON wallet」あたりを見ると良いでしょう。

NEXに関する情報

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グレーなネタや、ICOのプライベートセールの購入枠を含めた情報など、とにかくブログで公表できない情報をご紹介します。

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この記事を書いた人

TOKEN ECONOMISTのDirector。「ブロックチェーンによる少し先の未来を魅せる」をポリシーに、注目しているプロジェクトの紹介やインタビューを行っています。

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